PFFアワード2014に寄せられた21のコメント

映画祭ニュース

第36回

いよいよ今週末よりスタートする「第36回PFF」京都・名古屋・神戸の3都市開催を前に、PFFアワード2014の入選全21作品に寄せられたコメントをご紹介します。

コメントから興味が出てきた作品は、是非それぞれの作品ページの紹介文や予告編動画をご覧になって、さらに期待を膨らませて、会場へお越しください。
期待通りか、期待以上か、どちらにしても、より一層PFFアワード作品を楽しめるはずです!

  • 暁の石監督:清原 惟、飛田みちる

    空虚感の中にささやかな、豊かなものがある。まさに夏休みという感じでした。(20代 男性/東京会場アンケートより)

  • 埋み火監督:山内季子

    「生きる」ということを強烈に、そして面白く見せるな、と思いました。(最終審査員 ヤン・ヨンヒ/映画監督)

  • 沖縄/大和監督:比嘉賢多

    沖縄出身の監督がカメラを回し続けて見つけた沖縄と本土にある「ライン」というテーマへの執着心がすごい。取材対象の懐に飛び込む情熱と巧みな構成に唸りました。(セレクション・メンバー 原武史/レンタルビデオ店スタッフ)

  • 怪獣の日監督:中川和博

    原発を怪獣と置き換える構造が面白かった。ほぼプロの仕事でした。(50代 男性/東京会場アンケートより)

  • 還るばしょ監督:塚田万理奈

    会話が生々しくて繊細で、心に残りました。監督の長編を観てみたい。(30代 女性/東京会場アンケートより)

  • 彼は月へ行った監督:藤村明世

    レモンのように甘酸っぱい、キラキラした作品でした。ソフィア・コッポラのような、ピュアさとリアルさのバランスが絶妙。(20代 女性/東京会場アンケートより)

  • ガンバレとかうるせぇ監督:佐藤快磨

    主人公たちの微妙な心の揺らぎが目に見えるような映画でした。(観客賞プレゼンター 岡島尚志/ 東京都近代美術館フィルムセンター)

  • Super Tandem監督:小林勇貴

    平成の『仁義なき戦い』平成の『BE-BOP-HIGHSCHOOL』を探してるあなた!『Super Tandem』がオススメです。地方で暮らすヤンキーどもの生々しい怒りが、暴力が、衝動がほとばしってます!(セレクション・メンバー 小林でび/ 映画監督)

  • 多摩丘陵の熊監督:岡 真太郎

    人は誰しも誰かに支えられているのだと改めて思いました。(30代 女性/東京会場アンケートより)

  • 小さな庭園監督:斎藤俊介

    "小さな庭園"とは、地球なのか、子宮なのか...始まりのエネルギーを感じました。(20代 女性/東京会場アンケートより)

  • 独裁者、古賀。監督:飯塚俊光

    衒いなく、真正面から描いている。大林宣彦監督や、北野武監督のようでした!(ホリプロ賞プレゼンター 堀義貴/株式会社ホリプロ)

  • ナイアガラ監督:早川千絵

    明るさ、ユニークな雰囲気というもの自体が、強さと優しさというか、強いメッセージ性を僕は感じました。大好きになった作品です。(最終審査員 内田けんじ/映画監督)

  • 流れる監督:橋本将英

    普遍に到達するというのはとても難しいことですが、私は、この作品に普遍を見ました。(最終審査員 ヤン・ヨンヒ/ 映画監督)

  • ネオ桃太郎監督:小田 学

    おとぎ話の本質は本来、教訓でも道徳でもなく、アナーキズムだったはず。『ネオ桃太郎』は現在日本を舞台に成立しうる、正統派おとぎ話と言えるのではないだろう......か?(セレクション・メンバー 皆川ちか/ライター)

  • 波伝谷に生きる人びと監督:我妻和樹

    事実というものを元にして、監督なりの真実をつかむのがドキュメンタリー。我妻監督は、自分にとっての真実を持っている方だと思います。(日本映画ペンクラブ賞プレゼンター 渡辺祥子、まつかわゆま、清藤秀人/ 日本映画ペンクラブ)

  • 反駁監督:伊之沙紀

    フィクションなのに実際にありそうで、まるで本当の話のよう。感情移入してしまいました。(40代 女性/東京会場アンケートより)

  • ひこうき雲監督:柴口 勲

    子どもたちが、大人から見た存在ではなく、同年代が感じているそのままの姿があった。(40代 男性/東京会場アンケートより)

  • 人に非ず監督:矢川健吾

    自分が映画を選ぶ立場なのに、映画に選ばれているような気持になりました。強烈なインパクトのある、とても荒削りな、ミステリアスな映画です。(最終審査員 成宮寛貴/俳優)

  • 監督:鈴木洋平

    今年観た中で一番刺激的。大島渚監督が1960 年代に作っていた作品と比較しても遜色のない、素晴らしい作品。(トニー・レインズ/映画評論家、映画祭キュレーター)

  • モーターズ監督:渡辺大知

    この作品を最初に観たときの印象は、硬派でも軟派でもない男臭さが表現されていることでした。(最終審査員 柳島克己/撮影監督)

  • 乱波監督:中島悠喜

    5分間、端的に、オチも含め見事に、観せきっていて素晴らしいと思いました。(最終審査員 森重晃/プロデューサー)