監督:藤村明世 ふじむら・あきよ
1990年 東京都出身。明治学院大学文学部芸術学科映像芸術学系列卒業
若い頃にニューヨーク大学で映画を学んだ父の影響もあって、よく映画を観る家庭でした。3歳のときに観た『ホーム・アローン』で映画の虜になり、小学生のときには、将来、映画の仕事をすると決めていました。大学では映画理論が中心だったので、制作を学びたくて並行して映画専門学校に入り、実習作品として撮ったのが『彼は月へ行った』です。アポロ11号と地球の交信記録が書かれた本を読んで興味を引かれたこと。身近な人の死を経験したこと。そして、小さい頃トランシーバーでタクシーの無線などをキャッチして、近いけど遠い存在という不思議な感覚を味わった記憶。それらをひっくるめて、お話を作りました。今はフリーランスで映画制作の現場で働いています。今後も映画を作っていきたいことには変わりないですが、これからどうしようか、人生に悩んでいるところです(笑)。
- 繰り返し観ている作品
- 『メイド・イン・ホンコン』(97年/フルーツ・チャン監督)
- 最近観て面白かった作品
- 『PiCNiC』(94年/岩井俊二監督)
- 好きな映画監督
- ソフィア・コッポラ
- 主役にしたい俳優
- 染谷将太
【フィルモグラフィー】
『タマ子と妹』(2014年/15分/カラー)、『彼は月へ行った』(2014年/19分/カラー)、『空色の花』(2013年/10分/カラー)