熱いラブコール!台湾・高雄でPFF特集が実現&香港国際映画祭でも上映

映画祭ニュース

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PFF特集ビジュアル

明日4月8日(土)~5月14日(日)の約1か月間にわたり、台湾第2の都市・高雄市にて、PFFにスポットを当てた「日本爆裂。獨立時代- PIA影展映畫大賞」が始まります。

台湾で最も映画に力を入れている高雄市。市の運営する映画の総合施設・高雄市電影館が企画制作するこの「日本爆裂。獨立時代- PIA影展映畫大賞」では、PFFアワード入選作品&PFFスカラシップ作品などPFF関連11作品が上映されます。

そもそもの始まりは、昨年から世界巡回を行っている、日本の8ミリ映画特集「8ミリ・マッドネス!!」。
高雄市電影館運営の「高雄映画祭」で、去る10月、この「8ミリ・マッドネス!!」特集が実施され、観客からの大きな反響に、日本の自主映画の歴史への注目が高まりました。
「高雄映画祭」以外にも、過去には今村昌平監督、大島渚監督らのフィルム上映特集など、日本映画を紹介し続けている高雄市電影館が、今回PFFを紹介することを通し、日本の自主映画、インディペンデント映画に焦点を当てるプログラムを決定しました。

今回の上映プログラムは、現地のプログラマーのセレクトによる、5つのカテゴリに分けられた、2000年以降のPFFアワード&スカラシップ全11作品です。
その中の一作であり、昨年、最も話題になった自主映画のひとつ『花に嵐』(PFFアワード2016準グランプリほか3賞)は、今回が台湾プレミア上映。岩切一空監督とヒロインのりりかさんが共に会場入りし、舞台挨拶を行います。また、荒木PFFディレクターも会場入りしトークや、文藻外語大学での特別講義に参加します。

*上映作品は下記をご覧ください。

<高雄市電影館からのコメント>
昨年、高雄映画祭は「8ミリ・マッドネス!!」を紹介し、台湾の多くの観客がその70年代~80年代の作品群の大胆な創造性と独創性に刺激を受けました。しかし、「8ミリフィルム」でつくられた作品を上映することがコンセプトの同プログラムでは、他のフォーマットの作品を上映することが出来ませんでした。
「もっと多くの日本の自主映画を紹介したい!」という想いから、高雄映画祭の主催者である高雄市電影館は、今回、2000年以降PFFによって育まれた映画監督の作品に焦点を当て、観客が日本の自主映画、インディペンデント映画を体験することを更に深めていきます。


そして、台湾の隣、香港では、PFFアワード2016で初監督作品ながら、圧倒的な人気を獲得し、観客賞を受賞した『ヴァニタス』が、4月11日(火)に開幕する「第41回香港国際映画祭」で上映されます。

昨年は50ヶ国280作品が上映され、約60万人が参加したと言われる、アジアを代表する映画祭である香港国際映画祭。石井裕也監督の『夜空はいつでも最高密度の青色だ』、黒沢清監督の『ダゲレオタイプの女』、山田洋次監督の『家族はつらいよ2』などの話題作や、さらにベルリン国際映画祭でも上映された吉田光希監督の『三つの光』、海外映画祭に引っ張りだこの庭月野議啓監督『仁光の受難』、名バイプレイヤー陣の出演で話題の守屋文雄監督『まんが島』などインディペンデント系の作品らとともに同映画祭から招待されました。『ヴァニタス』はインディー・パワー部門での上映です。内山拓也監督も、映画祭に参加し、舞台挨拶を行う予定です。


台湾&香港へ滞在計画のある方は、是非現地での反応を体験してください!


PFF特集「日本爆裂。獨立時代- PIA影展映畫大賞」
【日程】4月8日(土)~5月14日(日)
【会場】高雄市電影館(台湾) ほか
【公式サイト】(中国語/英語)

【上映作品】
※5つのプログラム分けは、高雄市電影館によるものです。

�@「近年最もアクティブな映画監督のデビュー作」

20170408-02.jpg▼第12回PFFスカラシップ作品
『BORDER LINE』(監督:李 相日/2002年) BORDER LINE
・バンクーバー国際映画祭 スペシャルメンション ほか (C)PFFパートナーズ

20170408-03.jpg▼第13回PFFスカラシップ作品
『バーバー吉野』(監督:荻上直子/2003年) YOSHINO'S BARBER SHOP
・ベルリン国際映画祭 キンダーフィルムフェスティバル スペシャルメンション ほか (C)PFFパートナーズ

20170408-04.jpg▼第14回PFFスカラシップ作品
『運命じゃない人』(監督:内田けんじ/2004年) A STRANGER OF MINE
・カンヌ国際映画祭 批評家週間 4冠 ほか (C)PFFパートナーズ


�A「負け犬世代の人々に焦点を当てた作品」

20170408-05.jpg▼第19回PFFスカラシップ作品
『川の底からこんにちは』(監督:石井裕也/2009年) Sawako Decides
・モントリオール ファンタジア映画祭 最優秀作品賞&最優秀女優賞 ほか (C)PFFパートナーズ

20170408-06.jpg▼第21回PFFスカラシップ作品
『恋に至る病』(監督:木村承子/2011年) The End of Puberty
・香港国際映画祭 審査員特別賞 ほか (C)PFFパートナーズ


�B「成長の甘酸っぱさを描いた作品」

20170408-07.jpg▼PFFアワード2015 観客賞、日本映画ペンクラブ賞
『いさなとり』(監督:藤川史人/2015年) The Name of the Whale
・リマ・インディペンデント映画祭 グランプリ ほか

20170408-08.jpg▼PFFアワード2012 入選
『Her Res~出会いをめぐる三分間の試問3本立て~』
(監督:山戸結希/2012年) Her Res - 3 cases in which you will find me in 3 minutes
・ソウル国際女性映画祭出品 ほか

20170408-09.jpg▼特別上映
『おとぎ話みたい』(監督:山戸結希/2014年) Like a Fairy Tale
・日本映画プロフェッショナル大賞 新人監督賞 ほか (C)寝具劇団


�C「不思議な世界を構築した作品」

20170408-10.jpg▼PFFアワード2013 審査員特別賞
『山守クリップ工場の辺り』(監督:池田 暁/2013年) ANATOMY OF A PAPER CLIP
・バンクーバー国際映画祭 グランプリ、ロッテルダム国際映画祭 グランプリ ほか

20170408-11.jpg▼PFFアワード2012 エンタテインメント賞(ホリプロ賞)、映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)
『かしこい狗は、吠えずに笑う』(監督:渡部亮平/2012年) SHADY
・ニッポンコネクション出品、カメラ・ジャパン・フェスティバル出品 ほか


�D「昨年のPFFからの、最も大胆でオリジナルな作品」

20170408-12.jpg▼PFFアワード2016 準グランプリ、ジェムストーン賞(日活賞)、日本映画ペンクラブ賞
『花に嵐』(監督:岩切一空/2016年) The Blooming


第41回香港国際映画祭
【日程】4月8日(土)~5月14日(日)
【公式サイト】

【上映作品】
20170408-13.jpg▼PFFアワード2016 観客賞
『ヴァニタス』(監督:内山拓也/2016年) Vanitas