エンタテインメント賞(ホリプロ賞)受賞作品
『ニュータウンの青春』
大好きだった仲間との愛しき日々
団地・自転車・童貞。情けない青春をエンターテインメント作品に昇華し、国内のみならず釜山国際映画祭でも人気に。
2011年/ビデオ/95分/カラー
監督・脚本・編集:森岡 龍 撮影:古屋幸一 照明:山口峰寛 録音・助監督:根本飛鳥 ラインプロデューサー:中村無何有 美術:武田明子 タイトルデザイン・小道具:可児 優(Agry&youngmen) ヘアメイク:渡辺 茜 音楽:チエコスポーツ 出演:島村和秀、飯田 芳、嶺 豪一、河井青葉、吉谷彩子、十河佑美、宇野祥平、池田 将、今村左悶
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監督:森岡 龍 (もりおか・りゅう)
23歳。東京都出身。
PFFアワード2007 一次審査通過作の『死んだ魚の目をしてみた』は、わずか3分で、自殺願望から一転して男の欲望を鮮やかに表現したコメディ作品だった。以後、2008年『つつましき生活』(43分)、2010年『硬い恋人』(52分)とPFFアワードに入選。いずれの作品も、地元の浦安で撮影され、「どこかしら自伝的な要素が入っていた」と振り返る。一貫して描いてきたものは、男同志の出会いと別れ。本作品は「これまでの集大成です」と話す青春グラフィティで、「このテーマに関しては撮り切ったと思う」と満足感とある種の区切りを感じさせる。現在は、俳優として活動を続けながら、自主映画を制作する日々。3.11を経た今、どうしても撮りたい作品があるという。「今後ますます、社会に対して間違っていると思うことを声を大にして言わなければならない状況になっていくと思う。そういう強い覚悟や、ぎりぎりのところに身を置いて懸命になっている人を撮りたい」と話している。
- 2011年9月22日(木) 14:15 / 2011年9月27日(火) 18:00
- 2011年12月23日(金・祝) 19:30
- 2012年3月18日(日) 18:15
- 2012年6月30日(土) 11:00
- 2012年7月8日(日) 13:45