3月に台湾&スイスで、PFF特集決定!PFFアワードの海外展開をご紹介します。

映画祭ニュース

自主映画コンペティション「PFFアワード2025」は、3月23日(日)まで応募受付中です。

PFFは、1980年代から海外映画祭との交流を続け、独自のネットワークで、PFFアワード入選作やPFFプロデュース作品を世界に紹介し続けています。

2024年は全14作品が23の海外映画祭で紹介されたなか、今年は3月に台湾とスイスの映画祭で、PFF特集が行われます。


■スイス・ユース・フィルム・デイズ(スイス)
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3月12日(水)から開催される「スイス・ユース・フィルム・デイズ」は、スイスで最も歴史のある若者のための映画祭。PFFよりも1年早い、1976年にスタートしました。
第49回目を迎える今年、「フォーカス・ジャパン」と題して、PFFとショートショート フィルムフェスティバル&アジアから、短編プログラムが紹介されます。

PFFプログラムでは、下記5作品が上映されるほか、「タレント・キャンパス」と呼ばれる、世界中から20名ほどの若手作家が交流するワークショッププログラムに、中田江玲監督が参加予定です。

<上映作品>
『こちら放送室よりトム少佐へ』(監督:千阪拓也/PFFアワード2020 エンタテインメント賞(ホリプロ賞))
『最も無害で、あまりにも攻撃的』(監督:中田江玲/PFFアワード2022入選)
『チューリップちゃん』(監督:渡辺咲樹/PFFアワード2024入選)
『肉にまつわる日常の話』(監督:石川真衣/PFFアワード2023入選)
『よそのくに』(監督:尾関彩羽/PFFアワード2024 京都観客賞)

【「スイス・ユース・フィルム・デイズ」紹介ページ】


■嘉義國際藝術紀錄影展(台湾)
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続いて、3月15日(土)から開催される「嘉義國際藝術紀錄影展」は、台湾・嘉義市が主催する、ドキュメンタリーや実験映画を中心としたアバンギャルドなプログラムが魅力の映画祭。
PFFからは、4作品の上映と、川島佑喜監督、Kako Annika Esashi監督、宇治田峻監督が現地入りする予定です。
映画祭終了後には、上映作品の中国語字幕版DVDが制作され、市の図書館に所蔵されることになっており、長く視聴できることになりました。

<上映作品>
『I AM NOT INVISIBLE』(監督:川島佑喜/PFFアワード2024 グランプリ)
『END of DINOSAURS』(監督:Kako Annika Esashi/PFFアワード2024 グランプリ)
『へんしんっ!』(監督:石田智哉/PFFアワード2020 グランプリ)
『the Memory Lane』(監督:宇治田 峻/PFFアワード2022 審査員特別賞)

【「嘉義國際藝術紀錄影展」紹介ページ】


■シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭(ドイツ)
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さらに、昨年の入選作『Into a Landscape』(監督:山中千尋)が、5月にドイツで開催される「シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭」に招待されました。
アヌシー、オタワ、ザグレブと並ぶ、ドイツ最大のアニメーション映画祭であるシュトゥットガルトで、学生コンペティション部門にて上映されます。

<上映作品>
『Into a Landscape』(監督:山中千尋/PFFアワード2024入選)

【「シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭」紹介ページ】


また、今年1月にロッテルダム国際映画祭に参加した、『チューリップちゃん』渡辺咲樹監督による映画祭滞在記をまもなくアップ予定です。どうぞお楽しみに!

【海外展開:新しい才能を世界中の観客に届けています!】