『あみこ』の山中瑶子監督、香港国際映画祭の新作企画マーケットで受賞!
現在開催中の香港国際映画祭から、嬉しいニュースが飛び込んできました。
映画祭併設の企画マーケット「Hong Kong - Asia Film Financing Forum」(HAF) に参加していた山中瑶子監督が、"バウター・バレンドレクト賞/Wouter Barendrecht Award"を受賞しました。
この賞は、オランダの名プロデューサーでありバイヤーであった、故バウター・バレンドレクト氏の名にちなんで名付けられました。
バウター氏は、日本映画の合作にも意欲的で、『トウキョウソナタ』(黒沢 清監督/08年)ではプロデューサーを務め、日本、オランダ、香港合作に尽力されました。 また、ウォン・カーウァイ監督、ホウ・シャオシェン監督、ツァイ・ミンリャン監督などのアジア映画をヨーロッパやアメリカに一般劇場公開映画として浸透させたことでも知られています。
HAFは、毎年300件以上の企画エントリーがあるといわれ、後に映画化が実現した河瀬直美監督の『玄牝 -げんぴん-』(10年)や『2つ目の窓』(14年)も企画参加した、アジアで最も重要な企画マーケットの一つです。
山中監督は、この後も香港国際映画祭ヤング・シネマ・コンペティション部門に選出されている、「PFFアワード2017」観客賞受賞作『あみこ』の上映に立ち合います。
PFFから飛び出した新たな才能の、更なる活躍にご注目ください!
◎第42回香港国際映画祭
3月19日(月)~ 4月5日(木)
【公式サイト】
◎PFFアワード2017観客賞受賞『あみこ』
監督:山中瑶子
【作品紹介】