速報!第68回ベルリン国際映画祭に、PFFアワード2017グランプリ『わたしたちの家』&観客賞『あみこ』正式出品へ

映画祭ニュース

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来年2月15~25日(現地時間)開催の第68回ベルリン国際映画祭・フォーラム部門に、本年のPFFアワード2017グランプリ『わたしたちの家』(清原 惟監督・25歳)と観客賞&ひかりTV賞『あみこ』(山中瑶子監督・20歳)の正式出品が決定しました!
また、現在20歳の山中監督は、PFFアワード2015年グランプリ『あるみち』の杉本大地監督(当時22歳)がもつ、ベルリン国際映画祭に正式出品された長編映画監督史上、最年少監督の記録を更新しました。

今回両作の招待が決定した「フォーラム部門」は、もともとベルリンの映画研究会の有志たちが「ヤングフォーラム」という名前で始めた、先鋭的な監督を紹介する熱い部門で、フィクション、ドキュメンタリー、実験映画等、ジャンルを越えて意欲的な映画を紹介しています。


初の海外映画祭出品となる両監督から喜びのコメントが届きましたのでご紹介します。

【清原 惟監督(『わたしたちの家』)コメント】
『わたしたちの家』は、わたしたちの世界、わたしたちの映画についての考察でもあります。実験的な部分と普遍的なもの、まだ誰もやったことのないことと映画の歴史、どれも大切にして作った映画です。いつの時代も多くの映画を受け入れてきた、ベルリン国際映画祭という舞台に立った時に、どのようにこの映画が歩いていけるのか、とても楽しみです。

【山中瑶子監督(『あみこ』)コメント】
びっくりしています。幼い頃から遠くへ行きたかった。遠い土地に生きるまったく見知らぬ人たちにあこがれ、思いを馳せていました。思春期との別れのつもりで撮ったはじめての映画がそんな彼らに観ていただけるなんて、たいへんラッキーなことです。


清原監督と山中監督は、現地へ駆け付け上映に立ち会い、観客との質疑応答を行う予定です。

『わたしたちの家』は、来年1月13日(土)から渋谷ユーロスペースにて劇場公開が決定しており、
また、『あみこ』は、明日16日(土)からテアトル新宿で開催の「PFF大忘年会」にて、19日(火)21時10分~上映され、ゲストの冨永昌敬監督とトークを行います。
ぜひ、この機会をお見逃しなく!!


◎これまでのPFFの海外映画祭出品歴はこちら


◎第68回ベルリン国際映画祭(ドイツ)
会期:2018年2月15日(木)~25日(日)
【公式サイト】
※カンヌ、ヴェネチアと並ぶ、世界三大映画祭のひとつであり、上映本数は約400作品、来場者数は50万人を超える。

◎『わたしたちの家』英題:Our House
【作品情報】
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(C)東京藝術大学大学院映像研究科
◎『あみこ』英題:AMIKO
【作品情報】
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★「PFF大忘年会 in テアトル新宿」
会期:2017年12月16日(土)~22日(金)
※16日は22時よりオールナイト上映 / 17日以降は連日21:10よりレイトショー
会場:テアトル新宿
【詳しくはこちら】

★第40回PFF
コンペティション部門「PFFアワード2018」作品募集

公募受付期間:2018年2月1日(木)~3月22日(木)
※データの場合は、23時59分までにアップ完了。郵送の場合は、当日消印有効。
【「PFFアワード2018」作品募集ページ】