マドリード国際映画祭のコンペ&台北映画祭に、PFFアワード作品が登場!

映画祭ニュース

20160531_1.jpgPFFアワード2015観客賞受賞作品『いさなとり』(監督:藤川史人)が、カナダ、アメリカ、香港の映画祭に続き、
6月2日(木)より開催のマドリード国際映画祭(スペイン)のコンペティション部門に選出されました。

同コンペには、先日『淵に立つ』で、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞が話題の深田晃司監督の前作『さようなら』(2015年)も名を連ねています。


また、6月30日(木)より開幕する台北映画祭(台湾)からも招待を受けました。

台北映画祭は、日本の新鋭監督や日本映画の話題作などを多数取り揃えることで知られており、
本年は、『いさなとり』の他に、黒沢清監督の『クリーピー 偽りの隣人』や是枝裕和監督の『海よりもまだ深く』、宮藤官九郎監督の『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』などが上映されます。

また、昨年の映画祭「第37回PFF」のプログラム「映画のコツ~撮影所なき時代に映画をつくる方法~」にご登壇いただいた、濱口竜介監督の『ハッピーアワー』、『親密さ』、『PASSION』を含む計7本の特集上映が行われることも話題です。

尚、「映画を撮りたい場所に住む」ことを信条にしている藤川監督は、今後の映画制作に向けてボリビア移住し、スペイン語の勉強中のため、台湾に飛ぶことはできませんが、上映には、撮影の渡邉寿岳さんが駆け付けます。


◎第31回マドリード国際映画祭
6月2日(木)~9日(木)
【公式サイト】

◎第18回台北映画祭
6月30日(木)~7月16日(土)
【公式サイト】