第6回北京国際映画祭にて、森田芳光監督特集が実現!

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yoshimitsu_morita.jpg2011年末の惜しまれる急逝から4年、
4月16日(土)より開幕する「第6回北京国際映画祭」にて
森田芳光監督特集が展開されます!

1978年、森田監督はPFFの前身である「第2回自主製作映画展」にて、
石井聰亙(岳龍)監督長崎俊一監督ら同時代の監督とまたひとつ違う鮮烈な感覚を持つ
『ライブイン茅ヶ崎』が入選。
全く新しい作家として、ひろく注目を集めました。

続く81年、当時としては画期的な自主製作の35mm長編『の・ようなもの』で劇場デビュー!
映画界に大きな衝撃を与えました。

その後も、常に時代を先駆ける、幅広いジャンルの新鮮な作品を発表し続け、
同時に、プロデューサーとしての手腕も発揮。今も、多くの映画ファンから愛され続けています。


今回の特集イベントでは、伝説の劇場デビュー作『の・ようなもの』から
遺作となった『僕達急行 A列車で行こう』までの人気作7本に加え、
『の・ようなもの』の続編で、森田監督に縁のあるスタッフ&キャストが結集してつくられた、
『の・ようなもの のようなもの』が上映されます。

長年、プロデューサーとして森田作品に携わってきた三沢和子さんが北京入りし、
トークが行われる予定です。ぜひご注目ください!


■森田芳光監督特集 上映作品

▼上映スケジュールはこちら(*中国語のみ)

▼会場案内(英語)  ▼会場案内(中国語)


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『の・ようなもの』81年
出演:秋吉久美子、伊藤克信、尾藤イサオ
(C)N.E.W.S. CORPORATION

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『家族ゲーム』83年
出演:松田優作、宮川一朗太、伊丹十三
(C)1983 日活/東宝

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『それから』85年
出演:松田優作、藤谷美和子、小林薫
(C)東映

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『(ハル)』96年
出演:深津絵里、内野聖陽、戸田菜穂
(C)光和インターナショナル

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『失楽園』97年
出演:役所広司、黒木瞳、木村佳乃
(C)1997「失楽園」製作委員会

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『阿修羅のごとく』03年
出演:大竹しのぶ、黒木瞳、深津絵里
(C)2003「阿修羅のごとく」製作委員会

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『僕達急行 A列車で行こう』12年
出演:松山ケンイチ、瑛太、松坂慶子
(C)2012『僕達急行』製作委員会

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『の・ようなもの のようなもの』16年
原案:森田芳光 監督:杉山泰一
出演:松山ケンイチ、北川景子、伊藤克信
(C)2016「の・ようなもの のようなもの」製作委員会


■北京国際映画祭

2011年にスタートし、中国北京市で毎年4月に開催されている映画祭。6回目の開催となる今年は、世界各国から集結した230本以上の作品が上映される。

昨年、園子温監督の『ラブ&ピース』が日本映画として初めてノミネートされた、コンペティション部門「天壇賞」では、ブレット・ラトナー監督が審査員長を務めるほか、日本からは滝田洋二郎監督が審査員に名を連ねている。

【公式サイト】