世界で愛される鈴木洋平監督『丸』が、ロッテルダム国際映画祭へ

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0128_ow1.jpg只今開催中の第45回ロッテルダム国際映画祭・特集プログラム「PERSPECTIVES 2016-Genre DNA」にて、PFFアワード2014入選作品『丸』(鈴木洋平監督)が上映されます。

同作は、2014年、PFFアワードに入選後、北米の「バンクーバー国際映画祭」や、これからの注目監督を厳選してを紹介することで著名な映画祭「ニューディレクターズ・ニューフィルムズ」、ヨーロッパ最大級の映画祭「ウィーン国際映画祭<ビエンナーレ>」などで大きな話題を集め、現在も招待の打診が続く人気作品です。
鈴木監督は2度目の上映となる2月4日に観客との質疑応答を行う予定です。

本年のロッテルダム映画祭には、日本から、他に32本、話題作が招待されます。
例えば、日本国内での受賞が相次ぐ『恋人たち』(橋口亮輔監督/86年&89年PFF入選)のヨーロッパプレミアや、昨年の東京フィルムメックスにてスペシャル・メンションが授与された『クズとブスとゲス』(奥田庸介監督/11年PFF入選)、また、リリー・フランキーさんが15年ぶりに単独主演を果たした日米合作映画『シェル・コレクター』(坪田義史監督)や、足立正生監督の最新作『断食芸人』がインターナショナルプレミア上映されるとともに、足立監督特集として過去の6作品が紹介されることも話題です。

第45回ロッテルダム国際映画祭(オランダ)
会期:1月27日(水)~2月7日(日)
【公式サイト】

『丸』上映スケジュール *現地時間
1月29日(金) 09:15~ Pathe 6
2月4日(木) 17:00~ Cinerama 3 ★鈴木監督登壇
【作品ページ】

<ロッテルダム国際映画祭とPFF>
アジア映画に注目したコンペティション「タイガーアワード」で多くの日本の新人監督作品を紹介してきた映画祭。近年、この「タイガーアワード」はアジアの枠をはずし、世界中の新人を対象にしたコンペに変更されたが、注目の新人が次々に紹介されている、長編映画のみならず、実験映画、ドキュメンタリー、短編注目のインディペンデント映画が集まる映画祭として、また、「ヒューバートバルスファンド」での第三世界の映画人育成、「シネマート」という企画のマーケットの継続など、様々な活動で高い評価を受けている。PFFからはこれまで18作品が正式招待されており、近年では、PFFアワード2013審査員特別賞賞作品『山守クリップ工場の辺り』(池田 暁監督)が、タイガーアワードのグランプリを獲得した。


★「PFFアワード2016」作品募集は、いよいよ来週から受付開始です!
受付期間:2月1日(月)~3月23日(水)*当日消印有効
【作品募集ページ】

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