「夜のPFF課外授業」にて6月5日上映の『乱波』(中島悠喜)ドイツ「ニッポン・コネクション」でも注目集める。
ドイツ・フランクフルトにて開催中の、日本ファンによる日本映画と日本文化の祭典
「NIPPON CONNECTIONニッポン・コネクション」。
現地のドイツ人大学生2人の始めたこの映画祭も、本年15回を迎え、ここをワールドプレミアとする映画も多い世界最大の日本映画祭となりました。日本映画愛好者が欧州のみならず世界から集い、世界各地に日本映画に特化した映画祭を派生させたことでも注目の映画祭です。
本年は、新たに設けられた日本映画に対する優れた功績者を讃える「ニッポン名誉賞」が浅野忠信さんに贈られることや、インディペンデント映画のためのコンペティション「NIPPON VISION」部門では、廣木隆一、熊切和嘉の2監督が審査に参加、また、世界各地から日本映画研究家が集ってのシンポジウムが行われるなど、多くの15周年記念企画が展開されます。
そして、劇場公開映画を一挙紹介する「NIPPON CINEMA」部門にでは、『喰女 -クイメ-』(三池崇史監督)の併映作品として
PFFアワード2014準グランプリ作品『乱波』(中島悠喜監督)が招待されました。
そして、まさに、このフランクフルトでの上映日と同じ6月5日(金)には
テアトル新宿で開催中の「夜のPFF課外授業 入門!インディペンデント映画」にて、
PFF入選の傑作アニメーションプログラムの最後を飾る1作として
『乱波』を上映いたします!
スピード感あふれる映像と音で忍者の世界を描き、観客を驚かせた本作と、
シュールなパペットアニメーション『PARALYSIS』、
エキセントリックな映像と歌謡曲の自由奔放な組み合わせが絶妙な『21世紀の王様』、
実風景の中クレイのキャラクターが暴れ回る『僕ら太陽を真ン中に』、
ベルトルッチをも彷彿とさせる世界観をドローイングやパペットを駆使して描く『舞いあがる塩』
という国内外で高い評価を得たPFF入選・入賞のアニメーション作品を5本、一挙に上映する
「~夜のPFF課外授業~入門!インディペンデント映画」最後を飾るプログラムです。
是非劇場で体感ください!
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6月5日(金) PFF入選アニメーション特集
『PARALYSIS』
監督:徳山高志、徳山元子 ★監督来場
PFFアワード1992佐藤工業賞/エクスポージャー映画祭 (1995/豪)
『21世紀の王様』
監督:荻原義衛
PFFアワード2001 特別審査員賞/ニッポン・コネクション(2003/独)
『僕ら太陽を真ン中に』
監督:竹内 義 ★監督来場!
PFFアワード2001エンターテインメント賞(レントラックジャパン賞)/2004年オーバーハウゼン国際短編映画祭(2008/独)
『舞いあがる塩』
監督:水本博之
PFFアワード2001入選
『乱波』
監督:中島悠喜
PFFアワード2014準グランプリ/ニッポン・コネクション(2015/独)
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