まさかの体験が毎夜!「夜のPFF課外授業 入門!インディペンデント映画」遂にスタートしました。

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入門!PFF

IMG_5199.JPG昨夜、地震の影響で山手線が止まるなか開幕した
「夜のPFF課外授業 入門!インディペンデント映画」
テアトル新宿は朝6時すぎまで熱い映画熱で溢れました!
初日は、オールナイト企画だったのです。

交通網の混乱にあわせ30分開演を遅らせて上映開始した『みどり女』は、
『ソロモンの偽証』が公開中の成島出監督による30年前のPFF入選作品。

まず最初に成島監督が登壇し、当時の自主映画状況や、その後の助監督や脚本家としての体験を
今、映画を志す皆さんに披露下さいました。
大学時代に年間800本の映画をスクリーンで浴びるように観続けた経験が現在を支えているというお話や、脚本家として映画に参加したことで掴むことが出来た企画実現のコツなど、貴重なお話満載。

IMG_5191.JPGトーク終了後は『みどり女』を8mm映写機で上映。140分の長編作品であることから、途中のフィルムの掛け替えも、その場で観客の皆様に体験いただきました。

続いては、成島監督が当時、大きな勘違いながら「自分も映画を撮れるかも・・・」と思い立たせてくれ、強烈な影響を受けたという、ジョン・カサヴェテス監督『アメリカの影』を、貴重な35mmフィルムで上映しました。

そこから朝まで、『みどり女』と同じ86年に熱狂的なファンクラブも生まれたという、伝説の8mm作品『いそげブライアン』、そして、90年にあらゆる人を驚愕させた8mm作品『雨女』の2本の上映と続き、、朝6時すぎに終了。
日本の8mm自主映画と、カサヴェテス作品を同時に浴びるという、新たな映画史を体感するような、貴重な一夜となりました。

IMG_5180.JPG6月5日(金)まで連夜、他にはない刺激に満ちたプログラムを揃えて皆様をお待ちしております。
ぜひテアトル新宿にお立ち寄りください!


「夜のPFF課外授業 入門!インディペンデント映画」
5月30日(土)~6月5日(金)、テアトル新宿にて開催中
【公式サイト】