天野真弓PFFスカラシップ・プロデューサーが、年間最優秀プロデューサー賞を受賞!

new-IMG_4463.jpg
12月5日(金)、2014年度 新藤兼人賞・SARVH賞の授賞式がおこなわれ、PFFスカラシッププロデューサー天野真弓がSARVH賞(年間最優秀プロデューサー賞)を受賞いたしました!


SARVH(サーヴ)賞とは、一般社団法人私的録画補償金管理協会によって、毎年、優秀な作品の完成に大きな貢献を果たしたプロデューサーまたは企画者に対して贈られるもので、
過去には『キャタピラー』若松孝二監督(10年)、『おくりびと』中沢敏明氏・本木雅弘氏(08年)、『明日の記憶』渡辺謙氏(06年)ら、錚々たる方々が受賞されています。
通常、前年12月~今年11月の劇場公開作品が対象となるこの賞ですが、今回は長年に渡るPFFスカラシップの活動が評価された稀有な例となりました。

授賞理由として、協同組合日本映画製作者協会 理事の桝井省志氏は、
「ぴあフィルムフェスティバルが近年果たした日本映画界における貢献は極めて大きく、天野氏はPFF受賞監督によるスカラシップ作品に於いて、自主映画出身の新人監督の指導と育成を一手に引き受け、橋口亮輔、矢口史靖、熊切和嘉、李相日、荻上直子、石井裕也ら、多くの才能を日本の商業映画界へ送り出して来られました。これまでの長きに渡る天野真弓氏の業績に対して、SARVH賞を授与できることは、この賞が創設されて十年という節目の年に最もふさわしいことでしょう」と述べられました。

改めまして、これまで様々なご支援をいただいた、多くの皆様に厚く御礼申し上げます。
今回、栄えあるSARVH賞の受賞を契機とし、天野をはじめ、PFF一同、引き続き才能ある映画監督の「発見」と「育成」に力を尽くしてまいります。

PFFスカラシップの最新作、鶴岡慧子監督『過ぐる日のやまねこ』は、2015年公開予定です。

また、鶴岡監督がスカラシップを獲得するきっかけとなった、2012年「PFFアワード」グランプリ&ジェムストーン賞(日活賞)受賞作『くじらのまち』は、開催中の「第36回PFF」において、12月19日(金)京都シネマにて上映いたします。

京都シネマでは、特別上映として、昨年・一昨年の「PFFアワード」グランプリ作品『夜とケイゴカー』『くじらのまち』を2本立てでご覧いただけます!
それぞれ個性の違うグランプリ作品を、一緒に観られるのは京都会場だけ。
ご来場をお待ちしています!


<PFFアワードグランプリ作品特別上映>
『夜とケイゴカー』市川悠輔監督 「PFFアワード2013」グランプリ
『くじらのまち』鶴岡慧子監督 「PFFアワード2012」グランプリ&ジェムストーン賞(日活賞)

12月19日(金) 18:40~ 京都シネマ
当日一回券:1,000円
PFFアワードフリーパス:6,000円
(劇場窓口にて販売中!)

名古屋、神戸会場のお得な前売券は「チケットぴあ」にて販売中!
 名古屋 17日(水) 23:59まで
 神戸  19日(金) 23:59まで
★チケットご購入はこちら【チケットぴあ】
★「第36回PFF」公式サイト