PFFアワード2022について

2次審査会議の様子

「PFFアワード」は、誰でも参加できる自主映画のコンペティションです。
応募される作品の長さ(短編・中編・長編)、ジャンル(ドラマ、CG、アニメーション、ドキュメンタリーetc)や、応募者の年齢などの制限はありません。

PFFアワード2022は、2021年3月24日以降に完成した作品を対象に、2022年2月1日~3月23日の期間、公募しました。そうして集まった520の作品を、PFFディレクターを中心に、映画監督、プロデューサー、劇場スタッフ、ライター等からなるセレクション・メンバー18名で拝見しました。

「1作品を4名が必ず最初から最後まで、1分1秒もらさず観る」というルールのもと、「1次審査」がスタートしました。1次審査会議では、セレクション・メンバー全員が集まり、鑑賞した4人の審査員が他のメンバーにぜひみせたい作品を推薦し1次審査通過作品を決定。

続く「2次審査」では、1次審査通過作品を、セレクション・メンバー全員で鑑賞。全員が集まる2次審査会議は、2日間に渡り、個々の作品に対する考えを出し尽くしました。そこから最終的なプログラミングはPFFディレクターに委ねられ、入選作品が決定しました。

こうして選ばれた16本の入選作品は、「第44回ぴあフィルムフェスティバル2022」9月の東京会場で2回、11月の京都会場で1回のスクリーン上映を行います。入選作品は、最終審査員やPFFオフィシャルパートナー各社が審査を行い、9月22日の表彰式にて、グランプリなど各賞を発表します。

劇場デビューした
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「PFFアワード2022」
セレクション・メンバー

  • 荒木啓子(PFFディレクター)
  • 稲垣美音(装飾美術制作)
  • 榎本高太郎(映画版権営業)
  • 大川景子(映画編集者)
  • 大久保 渉(ライター/編集者/パブリシスト)
  • 樺沢優希(字幕翻訳者/劇場スタッフ)
  • 木村奈緒(フリーライター)
  • 久保田ゆり(PFFスタッフ)
  • 谷元浩之(映像事業プロデューサー)
  • 長井 龍(映画プロデューサー)
  • 中山雄介(PFFスタッフ)
  • 新谷和輝(ラテンアメリカ映画研究者)
  • ニコデムカロラク(InlanDimensions International Arts Festival芸術総監督)
  • 髭野 純(映画プロデューサー)
  • 前田実香(映画監督/配給)
  • 村上由規乃(俳優)
  • 森川和歌子(映画人材育成事業スタッフ)
  • 和島香太郎(映画監督)

*敬称略。50音順。

入選作品データ

入選本数 16本
年齢 平均:26.5歳 最年少:20歳 最年長:40歳
上映時間 平均:51.9分 最短:12分 最長:93分