招待作品部門

PFFスペル映画講座

映画を志す人が何かのヒントを掴む時間。それがこのPFFのスペシャル講座シリーズです。
豪華な講師をゲストに迎え、上映+新鮮な視点のトークで、映画を再発見!

9月24日(土) 17:30~

「日本に少ない、短編を長編にする試み」
講師:早川千絵(映画監督)、水野詠子(プロデューサー)

(写真左から)早川千絵監督、水野詠子氏

今年のカンヌ映画祭で話題を呼んだ『PLAN 75』は、75歳で死を選択するシステムの始まった社会を描く同名の短編(2018年『十年 Ten Years Japan』でのオムニバスの1編)をもとに早川監督自身が長編化。併走してきた水野プロデューサーとともに、その軌跡を伺っていく。

◎ 上映作品

  • ©2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee
    ©2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee
    ©2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee
    ©2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee
    ©2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee
    ©2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee
    『PLAN 75』
    2022年/日本/カラー/112分
    監督:早川千絵
    出演:倍賞千恵子、磯村勇斗、ステファニー・アリアン

    75歳以上の高齢者が自ら死を選び、国が支援する制度"プラン 75"施行後の日本を舞台に、命の選択を迫られる女性の姿を描く。『十年 Ten Years Japan』の一編をキャストを一新し再構築した本作は、カンヌ映画祭に招待され大きな話題を呼んだ。

9月17日(土) 14:30~

「人生を変えた映画がある」
講師:藤元明緒(映画監督)、村田悦子(gnome(ノーム)代表)

(写真左から)藤元明緒監督、村田悦子氏

1990年のカンヌ映画祭に突然現れた54歳の新人監督ヴィターリー・カネフスキー。ストリートチルドレンの過去や、無実の罪での8年間の投獄体験もある彼の驚異的な映画によって完全に人生が変わったという藤元監督と映画配給の村田氏に、映画との運命の出会いについて伺う。

◎ 上映作品

  • 『動くな、死ね、甦れ!』
    1989年/ソ連/白黒/105分
    監督:ヴィターリー・カネフスキー
    出演:パーヴェル・ナザーロフ、ディナーラ・ドルカーロワ、エレーナ・ポポワ

    第2次大戦直後の旧ソ連の炭鉱町。純粋無垢だが不良ぶっている少年と、彼を守護天使のように見守る幼なじみの少女。二人の淡い関係は、ある出来事をきっかけにとんでもない方向へ転じていく...。天才カネフスキーが生み出した"映画の奇跡"!

9月23日(金・祝) 13:00~

「青山真治の音響、そして音楽」
講師:菊池信之(音響技師)、長嶌寛幸(音楽家) 進行:松井 茂(詩人)

(写真左から)菊池信之氏、長嶌寛幸氏、松井茂氏

自身ミュージシャンであり音に強くこだわった青山監督作品を支えた、音響の菊池氏と音楽の長嶌氏が「かなり自由にやってみることができた」と語る、人気テレビシリーズの劇場公開版をもとに、その音作りを語る。青山監督のユーモアと映画史を彩る名作への敬意に満ちた快作。

◎ 上映作品

  • 写真提供:読売テレビ
    写真提供:読売テレビ
    『私立探偵濱マイク 名前のない森』
    2002年/日本/カラー/71分(映画版ロングバージョン)
    監督:青山真治
    出演:永瀬正敏、鈴木京香、大塚寧々

    ある富豪から、自分探しセミナーに行った娘を連れ戻してくれと依頼を受けたマイクは、山梨の山荘へと赴く。そこには「先生」と呼ばれる女性と、互いを番号で呼び合う若者たちがいた。2002年ベルリン国際映画祭フォーラム部門出品。