PFFアワード2023グランプリ『リテイク』、北米最大の日本新作映画祭「ジャパンカッツ」で大林賞を受賞!

映画祭ニュース

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7月にニューヨークで開催された、北米最大の日本新作映画祭「ジャパンカッツ」で、昨年のPFFグランプリ受賞作『リテイク』(中野晃太監督)が、ネクスト・ジェネレーション部門で上映され、「大林賞」を受賞しました!

同賞は、ネクスト・ジェネレーション部門に選ばれた新進作家による作品の中から、映画監督の故・大林宣彦氏(1938-2020)にちなんで、最も優れた作品に授与される賞で、映画業界のプロフェッショナルからなる審査員が選出します。

昨年は、PFFアワード2023グランプリ受賞作『J005311』(河野宏紀監督)が同賞のスペシャルメンションを授与され、2年連続でPFFアワード作品が選出されました。

<審査員コメント>
「中野晃太監督の『リテイク』は、その独創性、シンプルさ、遊び心によって、太陽の光を浴びた軽快なティーン・コメディであると同時に、現実と虚構の間の曖昧な境界線についてのホン・サンス的な内省的瞑想でもあります。私たちは、この映画の粗削りで、心に響く演技(でも芝居がかった演技ではない)、そして、ほんの些細な選択が、映画全体に見られるさざ波のように、外へと波及していくことを気づかせてくれたことに感銘を受けました。」