映画の未来はやっぱり明るい!「PFFアワード2024」応募数、17年ぶりに約700本。25歳以下が約153%増!18歳以下は倍増!

映画祭ニュース

9月7日(土)から開催となる「第46回ぴあフィルムフェスティバル2024」のコンペティション部門「PFFアワード2024」が、3月23日(土)に締め切りを迎え、応募本数は前年より135本増となる692作品となりました。

700本に迫る今回の数字は、石井裕也監督(『舟を編む』、『月』)がグランプリを受賞した「PFFアワード2007」で700本台を記録して以来で、直近17年間で最多の本数となります。

また、前年比で25歳以下の応募が152.9%増となったほか、今年はじめて実施した「18歳以下の出品料無料化」により、18歳以下の応募が225%に倍増するなど、若年層からの応募数が顕著に増加しました。

応募作692作品は、既に16名のセレクション・メンバーにより審査がスタートしており、約4ヶ月の時間をかけ、7月初旬に入選作品を発表する予定です。ジャンルや長さの制限が一切ない「PFFアワード」は、入選作品の本数を決めていません。この中からどんな作品が入選するのか、どうぞご期待ください。また8月には、全応募者にセレクション・メンバーの審査コメントを郵送し、フィードバックを行う予定です。

入選作品は、9月の「第46回ぴあフィルムフェスティバル2024」にて、日本唯一の国立映画機関である国立映画アーカイブの大スクリーンで上映されるほか、オンライン配信も予定しています。
映画祭会期中の9月20日(金)には、表彰式を行います。最終審査員らにより、グランプリはじめ複数の賞が発表されます。

新年度を迎え、9月の映画祭に向けて動き出したPFF。順次プログラムなども発表していきますので、どうぞご注目ください!


<応募データ>前年比135本増!若年層の応募も急増
20240408_2.png

20240408_3.png

20240408_4.png

【応募本数】 692本(前年度557本:前年比+135本)
【応募年齢】 平均年齢:30.5歳(前年比:-1.0歳) 最年少:9歳 最年長:80歳
       25歳以下:315本(前年:206本)
       18歳以下:36本(前年:16本)
【上映分数】 平均分数:33.4分(前年比:-3.1分) 最長:172分 最短:1分


映画祭に向けた、今後のスケジュール
3月~6月 : 1次審査~2次審査
7月初旬 : 入選作品発表(予定)
8月初旬 : 映画祭ラインナップ発表(予定)
8月中旬 : 全応募者に、審査コメントを郵送
9月7日(土)~ : 「第46回ぴあフィルムフェスティバル2024」にて上映 ※オンライン配信も実施予定
9月20日(金) : 表彰式にて各賞発表
秋 : 「ぴあフィルムフェスティバル in京都2024」開催予定


「第46回ぴあフィルムフェスティバル2024」
日程:9月7日(土)~21日(土)
会場:国立映画アーカイブ ※月曜休館


20240408_1_R.jpg
「第46回ぴあフィルムフェスティバル2024」メインビジュアル