ひとあしお先に発表!!「第36回PFF」招待作品部門プログラム進行中
9月13日(土)より、11日間に及ぶ映画の祭典、
「第36回PFF」の開催までいよいよあと2か月となりました。
明日11日(金)正午には、コンペティション部門「PFFアワード2014」の
ラインナップを発表しますが、その前に、「招待作品部門」企画をお伝えします。
「招待作品部門」は、今映画を志す人たちにとって役立つ企画を試みます。
120年にならんとする映画の歴史から、今、観ておいて欲しい作品と、
今、聞いていておきたい体験談、そして、明日へと繋がるヒント溢れるラインナップをつくります。
本年は、5つの企画で構成します。
世界が湧いた「羽仁進監督特集」
ウィーン映画祭、NYリンカーンセンター、ハーバード大学、イエール大学などで
特集上映が相次ぎ、熱い注目を集める羽仁進監督。
ドキュメンタリーとフィクションの境界をいち早く飛び越えた作家のひとりとして、
改めて未体験世代にご紹介します。
"見えない特撮"って?「素晴らしい特撮の世界」
昨年好評をいただいた特撮特集。
本年は「見える特撮・見えない特撮」と題し、映画をこっそり、
しかしダイナミックに豊かにする特撮の力を、豪華ゲストたちのトークつきでご紹介する計画です。
勿論映画上映もあり。お楽しみに。
映画の想像力が炸裂する「SF映画特集」
SF映画の秘宝が溢れるソビエトの35ミリ作品を中心に、
予算がなくとも心意気でメタファーの効いた映画に創り上げた、傑作奇作の数々を特集します。
映画を志す者誰もが通った道、SF。
あわせて、ジョージ・ルーカス監督学生時代の作品も登場予定です。
矢口史靖&鈴木卓爾監督によるミニマル映画製作術
「『ワンピース』プロジェクト20周年記念特別企画」
みると簡単、やると衝撃、「ワンピース」。
映画を撮れない日々の自己訓練の為に編み出したというこの製作術は、
編集、アフレコなし、1シーン1カットで完成するという約束のもと、
撮影、脚本、演出の力が磨かれます。新作のお披露目もここで!
特別企画「映画監督への道~私を駆り立てるもの~(仮題)」
現在最前線で活躍する若手監督たちをお招きし、
映画監督としてまだ先のみえない時代に感じていたこと、考えていたことや、
現在への道程について、影響を受けた一本の映画を参考上映しながら、
次代へ伝えたい映画の秘訣をお話いただく特別講座です。
これら5企画の多彩なゲストと、上映作品の詳細は、このコーナーで順次発表していきます。
そして、
「第23回PFFスカラシップ作品『過ぐる日のやまねこ』プレミア上映」
「PFFアワード2012」において、『くじらのまち』が522作品の中から
見事グランプリ、ジェムストーン賞(日活賞)のW受賞を果たした鶴岡慧子監督が、
ただいま故郷長野で撮影中の『過ぐる日のやまねこ』。
第36回PFFクロージング作品として初お披露目です。
映画の殿堂、東京国立近代美術館フィルムセンターにて、
時代も国も超えて刺激的な映画を、人を、紹介する「第36回PFF」に、是非ご来場ください。
詳細を、このコーナーで、そして、8月には配布開始予定の映画祭フライヤーでご紹介していきます。
「第36回PFF」
9月13日(土)~25日(木)、東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催!
【公式サイト】