快挙!『山守クリップ工場の辺り』がバンクーバーに続き、ロッテルダム国際映画祭グランプリ受賞!
「PFFアワード2013」審査員特別賞の『山守クリップ工場の辺り』(監督:池田暁)が、
ヨーロッパ最大規模で自由で斬新な作品の宝庫と讃えられる、
ロッテルダム国際映画祭(オランダ)のコンペティション部門「タイガーアワード」にて
グランプリを受賞しました!
昨年9月のバンクーバー国際映画祭(カナダ)でのグランプリ受賞に続く、快挙です。
<審査員コメント到着!>
「精密で無駄を省いた挑戦的作品ー
この作品は人間の行動における不合理を観察し、詩的な領域に昇華している。」
本年度の審査員は、ヴェネチア国際映画祭新人賞『消滅の年代記』、
カンヌ映画祭審査員賞・国際批評家連盟賞『D.I.』で知られる、イスラエルの名匠、
エリア・スレイマン監督が審査員長を務めたほか、
オランダのナヌーク・レオポルド監督、インドネシアのエドウィン監督、
さらには南アメリカ最大級の映画祭「ブエノスアイレスインディペンデント国際映画祭」のプログラマである
ヴィオレッタ・バーヴァ氏、そして『おだやかな日常』『ほとりの朔子』などで、
女優・プロデューサーとして活躍、日本の映画人として、
初の審査員就任が話題の杉野希妃氏の5名が務めています。
◎ロッテルダム国際映画祭とは
新人監督の登竜門的な存在として知られ、多くの若手映像作家の作品を紹介している映画祭。
コンペティション部門「タイガーアワード」は、長編初監督作または第2作に限定されており、
過去にはクリストファー・ノーラン監督、ホン・サンス監督、橋口亮輔監督らがグランプリを受賞している。
グランプリは3作品に与えられ、賞金は各監督15,000ユーロ。
『山守クリップ工場の辺り』をはじめとする「PFFアワード2013」作品は、
4月25日(金)~27日(日)にて上映される「第35回PFF in 福岡」にて上映されます。
どうぞお楽しみに!
「第35回PFFぴあフィルムフェスティバル」 全国順次開催!
【福岡】2014年4月25日(金)~27日(日) 会場:福岡市総合図書館
Photo by: c 2014 Alex Kai Yokojima