2012年3月「世界が注目する日本映画たち」ラインナップ決定
すでに所沢市近郊ではチラシの配布が始まっていますが、新年、3月17,18日に開催される、第12回「世界が注目する日本映画たち」。主催の所沢市と共に、PFF事務局でプログラミングを行っています。日本のみならず海外でも評判の作品を週末に一気に観る!というこの企画。会場は所沢市の総合文化センター「ミューズ」の中にある、通常、オペラやクラシックのコンサートも行われている「マーキーホール」です。
今回は、3月17日土曜日に、『奇跡』と『ヘヴンズ ストーリー』の2本。18日日曜日は、『歓待』『川の底からこんにちは』『海炭市叙景』の3本。というラインナップで決定です。
チラシ制作の段階では、ゲストが確定しておらず、追って発表とさせていただいていますが、現在のところ、『ヘヴンズ ストーリー』には、瀬々監督と主演のおひとり、山崎ハコさんが、『海炭市叙景』には、熊切監督が来場くださることが決まりました。ゲストは決定次第、所沢市のオフィシャルホームページに随時発表してまいります。
「2010年~11年に国内外で話題となり、かつ、所沢近郊の映画館で公開されていない作品」という、数ある邦画からの作品選定は、毎回、上映したい作品の山に悩まされます。更に、これまでは、35mmフィルム作品上映に限られていた会場設備に、今回からはデジタル作品も可能となり、一層困難な仕事となりました。
そこで、3月16日金曜日は、デジタル上映実現を記念する前夜祭として、『Peace』と『精神』を上映、かつ、監督の想田和弘監督をお迎えし、17&18日の上映作品に関係するゲストとの対談も予定しています。
2011年も残すところあとわずか。
新年も、映画と人との一層素晴らしい出会いをつくっていけたらと思っています。
一年間、ありがとうございました。