驚き

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話に出た映画をみたくなることの続きです。

大島渚講座企画で、プロデューサーの若松孝二監督を迎えて「愛のコリーダ」を上映した際に、田中登監督の「実録阿部定」の話が出て、み始めたらやっぱり止まらず、立て続けに「?女郎責め地獄」「人妻集団暴行致死事件」と朝になりました。

いつもながら「何も知らずにロマンポルノを見に行って二本立ての一本目か二本目かに、こんな映画をみてしまう30年前の男子たちは凄いなあ。技術陣も俳優たちも日本映画の底力驚くなあ。文化度高いなあ」としみじみと感慨深いのでした。止まらない。

でもスクリーンでみた人の驚きにはかなわない。

「驚き」

それをごく最近一番感じたのは、これまで全く知らなかった「松尾塾」という、子供に歌舞伎を教えるところです。14歳までの子供たちを月謝なしでみっちり仕込んで、一年に一回、舞台、つまり発表会をやるのです。

その会をみに行けなくなった方から、代わりに是非と頼まれ、ちょっと覗く程度と思い出掛けたら、気圧されて、最後までじっくり鑑賞してしまいました。

ここまで本格的な舞台装備であること、ここまで4歳から14歳までの普通の子供たちが歌舞伎をやれること、人間の可能性に感嘆する驚きの体験でした。

あれ?なんだか歌舞伎三昧の八月だったかもしれません…