PFF

最終審査員は5名。映画監督を含むクリエイターで構成され、毎年違う顔ぶれです。賞は数時間にわたる討議の末に決定し、東京会場最後を飾る表彰式で発表されます。

柳島克己

撮影監督

Cinematographer / Katsumi Yanagijima

1950年生まれ。岐阜県出身。東京写真専門学校卒業後、72年に三船プロダクションに入社、81年よりフリー。『3-4×10月』(90年)から最新作『アウトレイジ ビヨンド』(12年)まで、北野武監督のほとんどの作品を手掛けている。そのほかの映画作品に、『バトル・ロワイヤル』(00年/深作欣二監督)、『GO』(01年/行定 勲監督/日本アカデミー賞最優秀撮影賞受賞)、『ディア・ドクター』(09年/西川美和監督)、『ライク・サムワン・イン・ラブ』(12年/アッバス・キアロスタミ監督)などがある。

森重 晃

プロデューサー

Film Producer / Akira Morishige

1955年生まれ。山口県出身。これまでに手掛けた作品に『光の雨』(01年/高橋伴明監督)、『ヴァイブレータ』(03年/廣木隆一監督/藤本賞受賞)、『カムイ外伝』(09年/崔 洋一監督)、『軽蔑』(11年/廣木隆一監督)、『さよなら渓谷』(13年/大森立嗣監督)など。また海外の映画監督との制作も数多く手掛け、『南京の基督』(95年/トニー・オウ監督)、『キッチン』(97年/イム・ホー監督)、『不夜城』(98年/リー・チーガイ監督)、『単騎、千里を走る』(07年/チャン・イーモウ監督)などがある。最新作は『魔女の宅急便』(14年/清水 崇監督)。

ヤン・ヨンヒ

映画監督

Film Director / Yonghi Yang

1964年生まれ。大阪府出身。在日コリアン2世。2005年、自身の父を主人公に家族を描いた初の長編ドキュメンタリー映画『ディア・ピョンヤン』を発表、ベルリン国際映画祭ほかで多数受賞。09年に、北朝鮮で成長する自身の姪を描いた『愛しきソナ』を発表。12年、初の劇映画『かぞくのくに』を発表、ベルリン国際映画祭 国際アートシアター連盟賞、キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、ブルーリボン賞作品賞、主演女優賞、助演男優賞ほか多数の映画賞を受賞。また同作の脚本で読売文学賞戯曲・シナリオ賞などを受賞。

内田けんじ

映画監督

Film Director / Kenji Uchida

1972年生まれ。神奈川県出身。92年に渡米、サンフランシスコ州立大学芸術学部映画学科に学び、帰国後に自主制作した『WEEKEND BLUES』がPFFアワード2002企画賞・ブリリアント賞をW受賞。第14回PFFスカラシップ作品『運命じゃない人』(05年)で劇場デビュー、カンヌ国際映画祭批評家週間で4冠に輝く快挙を成し遂げる。第2作『アフタースクール』(08年)を経て、第3作『鍵泥棒のメソッド』(12年)は、上海国際映画祭脚本賞、報知映画賞作品賞、日本アカデミー賞最優秀脚本賞など、国内外で20を超える賞を受賞。

© LESLIE KEE/anan

成宮寛貴

俳優

Actor / Hiroki Narimiya

1982年生まれ。東京都出身。2000年、宮本亜門演出の舞台『滅びかけた人類、その愛の本質とは…』で俳優デビュー。01年、『溺れる魚』(堤 幸彦監督)で映画デビュー。05年に第29回エランドール賞新人賞受賞。近年の映画出演作に、『乱歩地獄』(05年/「鏡地獄」実相寺昭雄監督)、『のぼうの城』(12年/犬童一心、樋口真嗣監督)、『クロユリ団地』(13年/中田秀夫監督)、『相棒-劇場版III-巨大密室!特命係絶海の孤島へ』(14年/和泉誠治監督)など。12年、『相棒』(EX)のシーズン11第1話より3代目相棒役に抜擢。14年10月より『相棒』(EX)シーズン13が放送。

※映画作品の括弧内は製作年です。

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