「PFFアワード2014」の審査から上映までの流れをご説明します。
応募総数528本の全作品を、15名のセレクション・メンバーで手分けして観賞。1作品を3名が途中止めることなく完全に観ます。
各作品を観た3名で合議を行い、「1次通過作品」を決定します。加えて、その会議の席上で、話題の高まった作品はPFFディレクターが必ず観て、才能を感じる作品を漏らさないように1次通過作品を追加していきます。
・PFFでは、1作品を最低3名のセレクション・メンバーで、作品の最初から最後まで、途中で止めることも早送りすることもなく完全に観ます。
・一人あたりの審査本数は、約110作品にもおよびます。
「1次審査通過全作品」をセレクション・メンバー全員が必ず観る。
セレクション・メンバー全員で丸1日の合議を行い、最終的にPFFディレクターがラインナップを決定します。
・2次審査での一人あたりの審査本数は、約50作品!
・「1次審査の時はイマイチに思えたけど、審査を進めるうちに、やはりあの作品よかったよね」と、1次審査を通過しなかった作品が2次審査の途中で復活するケースもあります。
PFF公式webサイトにて発表。ここからいよいよ映画祭でのお披露目に向けてスタートします!
・入選、落選の結果に関わらず、セレクション・メンバーが、可能な限りコメントを執筆し、応募者へ作品の感想やアドバイス、応援メッセージなどをお送りしています。
遠方の方も東京にお越しいただき、入選監督の方々が初めて集合します。映画祭の説明や事務局スタッフの紹介などを行います。入選監督たちの交流の機会でもあります。
一般の観客へ初お披露目。会期中、各作品を2回ずつ上映します。友達や知人ではない見知らぬ人からの感想は、新鮮かもしれません。
★映画祭最終日の9月25日(木)に、「PFFアワード2014」表彰式を行い、最終審査員およびPFFパートナーズ各社からグランプリなどの受賞作品を発表します。
名古屋、京都、神戸、福岡の会場で、順次上映していきます。監督や出演者の地元の場合もありますし、東京の観客とはまた違った反応も面白いはず。
PFF事務局では、入選作品の海外映画祭での上映を推進しています。
★これまでにPFFアワードに入選した作品は、カンヌ、ベルリン、バンクーバー、ロッテルダム、釜山など、国内外の250を超える映画祭で上映されました!