PFF

「PFFアワード2014」は、2013年3月26日以降に完成した作品を対象に、2014年2月3日(月)~3月25日(火)の期間、公募しました。

そうして集まった528本の作品を、PFFディレクターを中心に、映画監督・スタッフ、映画ライター、キュレーター等からなるセレクションメンバー15名で拝見しました。
「1次審査」は、全応募作品を、1作品につき最低3人以上で鑑賞。その後、審査員全員が集まり、各々が鑑賞した中から作品を推薦し、議論の上、通過作品を決定。続く「2次審査」では、1次審査通過作品を、審査員全員が観て、多数決ではなく全員での討論により2次審査通過作品(入選作品)を決定します。

こうして選ばれた2次審査通過作品(入選作品)全21作品が、「第36回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)」で上映となります。

入選作品は、最終審査員やPFFパートナーズ各社により審査され、東京会場の最終日に行う表彰式にて、グランプリなど各賞を発表します。

グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞の受賞者に贈られるトロフィー。
PFFパートナーズ各社から選出される賞のトロフィーは、地球をかたどっています。

【最終審査員の選ぶ3賞5作品】

◇グランプリ
映画監督として最も期待したいつくり手に贈られます。副賞100万円
◇準グランプリ
グランプリに迫る才能を感じさせるつくり手に贈られます。副賞20万円
◇審査員特別賞(3作品)
無視することができない才能を感じさせるつくり手に贈られます。副賞10万円

【PFFパートナーズの選ぶ賞】

◇エンタテインメント賞(ホリプロ賞)
作品の優れたエンタテインメント性に対して贈られます。+副賞
◇ジェムストーン賞(日活賞)
革新的であり、既存の概念にとらわれることなく、チャレンジをしている作品に対して贈られます。+副賞
◇映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)
一般審査員による賞。「映画館で見たい」才能に対して贈られます。+副賞
◇観客賞
観客の人気投票で最も高い支持を得た作品に贈られます。+副賞

※グランプリ作品は、第27回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門にて招待上映されます。
※最終審査員の選ぶ3賞5作品およびPFFパートナーズの選ぶ3賞受賞者は、第24回PFFスカラシップへの挑戦権が得られます。

【特別設置】

◇日本映画ペンクラブ賞
映画に新たな未来を拓くために、日本映画ペンクラブより贈られます。+副賞

一次審査通過作品

惜しくも入選を逃したものの、見過ごせない何かを感じ取れた作品です。

作品名 監督名 作品名 監督名
『アカリと銀河』山本圭祐『太陽をつかみたかった』松尾 巧
『新しい朝』冨永太郎『でぐち』桑原飛向
『アメリカの夢』大塚信一『時繋木 ~KAYANO 4 STORIES~』箕面市立萱野小学校
『エピローグが待ち遠しい!』岩田隼之介『凪』橋本一郎
『おかえりNASAい』須藤なつ美『ナノアルハナ』牛尾文哉
『終わりのない歌』甫木元 空『ひかりタイプ』柴野太朗
『Alternative children』松林紘幸『ひとまずすすめ』柴田啓佑
『カナリア』加瀬 聡『秒針の向こうで』菅原涼太郎
『THE FAB3 MOJANOBOUMOJAMOJA』島﨑景子『ふざけるんじゃねえよ』清水俊平
『サイン』ハセガワアユム『僕だけできないタイムスリップ』本間名音
『CME, that's why we bring dogs.』布村喜和『マッハ98万』稲川悠司
『Journey to Mt.Fuji』Cris Ubermann『みちていく』竹内里紗
『じゃんぷきっず』福谷隆幸『4mmベニヤ3枚と半』小﨑基広
『而立』尹 政旻『リョコウバトの群れは途切れない』李 博子
『背中』近藤正之『わかれみち』小野光洋
『セロリ』ペドロ・コヤンテス『別れ道』戸祭朝美
『橙と群青』赤羽健太郎  

※作品は50音順。

セレクションメンバー

一次審査通過作品、二次審査通過作品(入選作品)をセレクトしたメンバーです。

荒木啓子(PFFディレクター) 片岡真由美(映画ライター) 原 武史(レンタルDVD店スタッフ)
江川太洋(フィルムラボスタッフ) 木下雄介(映画監督) 真壁成尚(映像ディレクター)
江村克樹(PFFスタッフ) 小林でび(映画監督・役者) 皆川ちか(ライター)
小川原聖子(書店員) 杉浦真衣(書店員) 森下くるみ(文筆家・女優)
小原 治(映画館スタッフ) 中山康人(教師) 結城秀勇(ライター・映写技師)

※メンバーは50音順。敬称略。

このページの上部へ戻る