コンペティション部門「PFFアワード2022」最終審査員発表!

映画祭ニュース

「第44回ぴあフィルムフェスティバル2022」のコンペティション「PFFアワード2022」の最終審査員5名が決定しました。

9月22日(木)の表彰式にて、最終審査員により、グランプリ(1作品)、準グランプリ(1作品)、審査員特別賞(3作品)が発表されます。

【「PFFアワード2022」入選作品はこちら】





<「PFFアワード2022」最終審査員>

※敬称略。五十音順

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菊地健雄(映画監督)

KIKUCHI Takeo

助監督として瀬々敬久監督、黒沢清監督、レオス・カラックス監督、石井裕也監督らの作品で活躍。出身地足利市を舞台にした『ディアーディアー』(15年)で監督デビュー後も、恩師の作品の助監督を務めるなど軽やかなフットワークをみせる。その後、『ハローグッバイ』(16年)、『望郷』(17年)、『体操しようよ』(18年)でも卓越した手腕をみせ、近年は、テレビ東京ドラマ24『生きるとか死ぬとか父親とか』などのドラマ作品から、Amazon Prime Video『ショート・プログラム』、Netflixシリーズ『ヒヤマケンタロウの妊娠』など世界配信作品まで精力的に活動中。




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玉川奈々福(浪曲師・曲師)

TAMAGAWA Nanafuku

出版社勤務の1995年、二代目玉川福太郎に曲師(三味線)として入門。師の勧めにより2001年より浪曲師となり2006年名披露目。古典のみならず、その卓越したアイディアとセンスで、落語・講談・能・オペラ・音楽・文学・映画など、多ジャンルの表現と浪曲との共演や新作創作などをプロデュースし、定席の浅草木馬亭のみならず、様々な観客、会場に広く新風を吹き込んでいる。2018年から渋谷ユーロライブ「浪曲映画祭」の企画を監修。同年文化庁文化交流使として、海外7か国に浪曲を届ける。2019年第11回伊丹十三賞を受賞。
(c)御堂義乘





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とよた真帆(俳優)

TOYOTA Maho

高校在学中にモデルデビューし、パリコレクションにも出演。1989年女優デビュー。以降多数のTVドラマや映画、舞台に出演。2001年カンヌ映画祭コンペに出品された『月の砂漠』で青山真治監督と出会い、パートナーとして併走。女優業の他にプロデューサー、画家、京友禅の絵師や着物デザイナー、家具などの木工、手芸など、その多岐に渡る芸術的な好奇心と才能、造詣の深さでも著名。ハンドメイドの普及に貢献した著名人・クリエイターを表彰する「JAPAN Handmade of THE YEAR 2018」を受賞。
(c)横山翔平





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光石 研(俳優)

MITSUISHI Ken

高校在学中『博多っ子純情』(1978年)の主役に抜擢されて俳優デビュー。以来、映画、ドラマ、舞台で名バイプレイヤーと呼ばれ、特に映画では欠かせない存在として、インディペンデントから日本のメジャーやハリウッド映画まで200本に及ぶ多彩な作品で活躍。同郷の青山真治監督との縁は深く『EUREKA/ユリイカ』(01年)で、第16回高崎映画祭最優秀助演男優賞受賞。近作は『由宇子の天秤』(21年)、『メタモルフォーゼの縁側』(22年)、『異動辞令は音楽隊!』(8月26日より公開)、ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日)など。




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三島有紀子(映画監督)

MISHIMA Yukiko

18歳から自主映画を撮り始め、大学卒業後NHKに入局。「NHKスペシャル」などで市井の人々を追うドキュメンタリーを企画・監督。独立後、フリーの助監督として活動、ニューヨークHBスタジオのワークショップに参加。オリジナル脚本・監督作品『しあわせのパン』(12年)で注目され、『ぶどうのなみだ』(14年)、『繕い裁つ人』(15年)と続く。『幼な子われらに生まれ』(17年)は、第42回報知映画賞監督賞など国内外で受賞多数。最新作『Red』(20年)、イタリアで特別上映の発端となった短編『よろこびのうた Ode to joy』や『IMPERIAL大阪堂島出入橋』の気骨ある演出も注目される。