始まります!
怒涛の仕込みを終え、現場に突入です。
応募招待制の特別講座「今、改めて特撮」で14日に始まり、招待席の多い「PFFアワード2013表彰式」で20日に幕を閉じる第35回PFF。
初日である本日14日は、招待作品部門4プログラムのうち、3プログラムは、当日券を発売する普通のプログラムです。
そのうえ、その3プログラムは、多分、日常ではあまり近くにいないであろう、異なったタイプの観客がそれぞれにご来場くださるような
そんな、ヴァラエティに富んだラインナップなのではないか、と今しみじみしています。
15:00『シンドバッド7回目の航海』は、冒険活劇ながら、それは小さなお人形劇でもある、という、不思議なファンタジー。
こればっかりは、見た人としか盛り上がることの難しいレイ・ハリーハウゼンならではの映画です。
みて!スクリーンでみて!
と叫ぶしかないのであります。
17:00『A2-B-C』は、勿論、日本の現実を描いたドキュメンタリーです。
今、そこにあること、ここで起こっていることがこんなにも話し辛い現代社会において、誰でもカメラを持って記録ができることの素晴らしさも伝える映画です。
なぜアメリカ人が日本で映画を撮り続けるのか、ということへの興味も大きく、
色々と監督にお話を伺っていきます。
19:30『あした家族』は、群青いろの新作です。
「群青いろ」と言われてもピンとこない方は、染谷将太さんが実際に14歳のときに主演した映画『14歳』の監督&脚本の映像ユニットという説明はいかがでしょうか?
コンスタントに自主の長編映画を生み出し続ける群青いろの最新作は、「家族」についての考察。
その映画づくりの方法含め、今、彼らの考えていることをじっくり聞いてみたいと思います。
明日、明後日は、コンペティション部門、PFFアワード2013作品を一挙上映+招待作品を1本づつ、という構成です。
毎回、当日券を充分ご用意致しております。
是非是非、「ふらっとPFF」気分で、渋谷PARCO Part3 8F シネクイントにお立ち寄りください。
場内飲食も可能ですよ!
&毎朝10時から、その日の当日券を一斉発売しています。つまり、朝でも夜の回のチケットが買えるのです。
完全指定席制ですのでチケットを持てば、開演時間近くに劇場に来ても大丈夫(8階までのエレベーターの所要時間はありますが)
いろいろ、昨年の開場、東京国立近代美術館フィルムセンターとは勝手が違いますので、一度ご体験ください。
是非気楽に当日券で楽しみ、が今年のPFFの特徴かもです。