PFFのことも・・・
2週間ぶりのブログが若松さん一色についなってしまい、慌ててPFFのことを。
本日、『恋に至る病』のイヴェントが行われます。アーバンギャルドのエンディングテーマを、先月PFF開催中のロビー(ロビーに設置したモニターで、映画の予告編を年中流していたのです)で聞ば聞くほど、いいな~~~~~、と、すっかりファンな私も行きたいトークイヴェント。仕事終わらず行けません。
明日は、東京国際映画祭のコンペティションに選ばれた、奥原浩志監督の『黒い四角』の上映が。北京在住の奥原監督が、中国人と日本人混合のスタッフ&キャストでつくった中国語の映画です。
奥原さんは、第9回PFFスカラシップ作品『タイムレスメロディ』の監督。93年のPFFaward入選からのもう20年近いおつきあいになります。
うわ!20年・・・・そりゃ私も老眼が出てくるお年頃にもなるわ~~~!!!と、今しみじみしました。
20年、という年月を考えたときに、思い出すのが園監督の自伝。
そこに『自転車吐息』のエピソードがありますが、当時のPFFスタッフは、誰もいない今・・・私自身も、『部屋』からの園監督としか交流がなく、「は~」「へ~」と読みました。
考えてみれば、『自転車吐息』89年=23年前。本年のPFFaward入選者には、まだ生まれていない人がいます。
20年という年月で、何ができたのか、と、考えてみる今日この頃。
特に釜山では、その変化と自分の仕事を考えて、「それはまるで『スモーク』の中のハーヴェイ・カイテルのように、定点観測をしているような人生?」と、ふと思ったりもしました。
『スモーク』ファンに張り倒されそうですが・・・
ところで、10月26日からの渋谷TSUTAYA、PFFコーナーでは、「自己嫌悪で落ち込むときに効く映画」を、『ふがいない僕は空を見た』脚本の向井さんと、『ドキュメンタリー・百万回生きた猫』監督の小谷さんに推薦いただきました。今回も多彩な作品が紹介できる場所となりました。是非チェックしてください!
PFFin神戸の開催が、12月22,23,24日のクリスマスイブにかかる日程となり、なんだかウキウキしています。
年末の仕事をうまく調整して、引き続き会場の神戸アートビレッジセンターで開催される予定の爆音映画祭にも参加したいなあ、と計画したり、浮かれてます。
神戸では、PFFaward2012入選16作品と、最新スカラシップ作品『HOMESICK』、そして、招待作品として、マイケル・パウエル作品を少しという構成を予定しています。
同じく関西でのPFF開催は、年明けに京都を予定しておりますが、まずは神戸に是非お越しください。
3月に所沢で開催する恒例『ミューズシネマセレクション 世界が注目する日本映画たち』
こちらもラインナップが決定し、チラシの配布が来月から始まります。今回は3日間にびっしり8本の映画を詰め込みました!11月初旬に発表します!お楽しみに!