すべての回で当日券を発売しています。『贖罪』も。

第34回PFF、火、水、木と順調に上映がすすみ、金、土、日と、いよいよ週末の上映に入ります。
本日からは、4年目を迎えたフィルムセンター開催で初めて、二階の大ホールのみならず、地下一階の小ホールでも展開という「2会場開催」です。
この間に、できるだけ階段を上がったり下りたりして、運動不足解消だ~!と、しょうもないことを考えています。

PFFは、同じ建物の上下移動ですむのですが、世界各国の映画祭では、会場がとてつもなく離れている場合や、多数会場で展開している場合があります。それぞれの会場に進行担当責任者が置かれているのが普通で、作品や監督の紹介を、担当者ごとに自分のテイストで行うのですが、以前、釜山国際映画祭では、ディレクターが、市街のナンポドン会場と、海辺のヘウンデ会場とを、スクーターを飛ばして移動すると聞き、びっくり仰天したものでした。(かなり離れた場所なのです)
その釜山国際映画祭のコンペティションに出品が決定した『くじらのまち』が、本日15:30からの回では上映されます。ひとあしお先に、ご覧ください。

そして、当日券の情報は、フィルムセンターのホームページで前日に発表しています。
もっとも心配されている『贖罪』の回も、当日券を出せるよう、各方面と調整終了。10枚単位で発券できる見込みがつきましたので、当日券発売をいたします。
*当日まで正確な枚数は明確にはなりませんので、お問い合わせはお控えください。

ところで、コンペティション部門の「PFFアワード2012」は、大ホールを会場に、各作品2回づつの上映を行っています。
本日、そして、明日の12:15~の回で、一回目の上映が一巡し、明日15:15~の回で、二回目の上映に入ります。
毎回、監督や、スタッフ、キャストの方も来場くださって、愉快な制作秘話を披露してもらっています。
是非多くの方に、今、の息吹を伝える最新の自主映画を体験いただきたいと願っています。

小ホールは、招待作品部門の展開です。
マイケル・パウエルの4作品、森田芳光監督の幻の8ミリ自主映画4作品、前記の『贖罪』、石井裕也監督の監督したテレビ作品『エンドロール~伝説の父~』を上映します。
石井裕也監督の『エンドロール~伝説の父~』上映後は、石井監督が来場してトークを行います。また、サプライズ企画もありますのでお楽しみに!

では、会場に向かいます。