「PFFアワード2012」入選16作品発表

映画祭ニュース

第34回PFFぴあフィルムフェスティバルのコンペティション部門「PFFアワード2012」入選16作品を発表します。

作品名五十音順、( )内の年齢は応募時のものです。

『あの日から村々する』      
加藤秀則 (20)

『あん、あん、あん』        
イノウエ カナ (22)

『オハヨー』             
佐久川 満月 (23)

『かしこい狗は、吠えずに笑う』
渡部亮平 (24)

『くじらのまち』
鶴岡慧子 (23)

『故郷の詩』 
嶺 豪一 (22)

『極私的ランナウェイ』
河合 健 (22)

『水槽』
加藤綾佳 (23)

『stayチューン』
伊藤智之 (26)

『飛び火』
永山正史 (28)

『Her Res 出会いをめぐる三分間の試問3本立て』
山戸結希 (21)

『Please Please Me』       
青石太郎 (22)

『継母』                
工藤隆史 (22)

『魅力の人間』            
二ノ宮 隆太郎 (25)

『ゆれもせで』            
川原康臣 (31)

『リコ』                  
弓場 絢 (23)


本年も、仰天するような力作の数々と、綺羅星のような才能のあまりの豊潤さに、決定までの悩みは尽きませんでした。

入選作品以外に、『口腔盗聴器』『アパートヘルス』『カーテンコール』『美しき日本の朝』『平日』『Party』『壁女』『色声』『あの娘が海辺で踊ってる』『541』は、特に、最後まで討議され、『さよならマイコメディアン』『三年前、夏の日』『ひとりぼっちの世界』『骨の奥』『少女と夏の終わり』『禁じられた生きがい』『Cream』『かくれんぼ』『Key』『明日の声、昨日の部屋』『The Door』は、それぞれ強い支持者を持った作品であったことを、ここに記させていただきます。

「映画」はそれぞれのつくり手の中に生まれ、多くの人の力をあわせ外に出て「作品」となり、更に観客に出会うことで「新たな映画の歴史」が始まるのだなあ、ということを、改めて実感する3か月でした。

そして、自主映画という「自ら創りはじめる」、何の保証もない映画製作の世界に、新たな映画を生み出す力が、脈々と、今も尽きずに湧きだし続けている事実を、改めて、嬉しく頼もしく思いました。

ご応募ありがとうございました。


PFFディレクター
荒木啓子


*入選作品の詳細は、7月中旬に開設予定の第34回PFFぴあフィルムフェスティバル特設HPで掲載します。
お楽しみに!