1. ホーム
  2. PFFディレクターBLOG
  3. 2011年7月

PFFディレクターBLOGRSS

2011/07/30 01:59:53

PFFプログラム、かなりみえてきました

今週は結構必死でした。・・・なんだか間抜けなこと言っててすいません。
ここで「決定です!」と晴れやかにプログラム発表することが目標でしたが、未決部分があり残念な夜です。
本年のプログラム、新作映画の上映は、PFFアワード17作品と、PFFスカラシップ作品、そしてもう一作を間もなく発表します。
恒例となりました、旧作を参考上映しながら映画をより深く知るプログラム、も、今年は充実しそうです。長谷川和彦監督、黒沢清監督、岩井俊二監督、河瀬直美監督らから次世代へ伝承する企画、を練っています。
また、ふたつ、びっくりプログラムを実行できるかどうか、予算との戦いも進行中。こんなときに「国会運営年間予算一千億円」という桁の違う話を聞かされると、利子の一部でいいからわけて~!と涙がぽろ~りこぼれてきます。(←国会運営予算貯金されてるわけではないので利子はないですが)

先日お話しましたが、週末に岩手県田野畑村岩泉町、宮城県南三陸町歌津、東松島、など廻り、その直後に「東北三県から自衛隊撤収」のニュースを聞き、大変な作業が地方自治体にかかっていることを痛感しました。瓦礫の撤去は生半可な重機や人手では足りないと実感しました。瓦礫にしろ、放射性廃棄物にしろ、ゴミの捨て場に茫然とする日本の現状。実は私もゴミ問題に直面。放射能除去機能を持つ浄水器を設置するか?と考え、しかし、そのフィルターを廃棄する場所が決まらなければ、単なる汚染源を増やすだけだ~、と実行できません。汚染されたものの安全な廃棄場所が無い、が、さまざまな除去装置は販売されている・・・・生活って、ほんとに難しいですね。映画祭のプログラミングは、比べて何と明快なことでしょう。みせたい映画+みせたい映画祭、の結びつきですもの。
というようなことを、今週来日した釜山国際映画祭アジアプログラマーのキム・ジソクさんと話しながら考えていました。9月のPFFのあとは、10月のバンクーバー、釜山、山形、東京国際、11月の東京フィルメックスと、PFFと縁のある映画祭が立て込んでいます。国内の映画祭の競争もなかなか熾烈な昨今ですが、大きな国際映画祭は、作品のプレミア合戦がヒートアップし、情報収集に余念がありません。5月のカンヌ、8月のロカルノとベネチア、9月のトロント、10月の釜山に、1月のロッテルダムと2月のベルリン。出品する側も、映画祭が競合するシーズンは、出品駆け引きの季節です。勿論PFFアワード2011作品も、出品営業開始しました。

話は変わりまして、繰り返しのお知らせです。
情報誌ぴあの休刊で、PFFも終わるのではとご心配くださる方、多いです。
PFF事務局は、現在、ぴあ編集部とは別の運営ですので、大丈夫です。変わらず継続していきます。ご安心ください。チケットぴあ始め、ぴあも活動変わりません。更に、私の将来の心配をいただくこともあります。ありがとうございます。恐縮しています。311で変化を余儀なくされた日本。映画も今後変化します。きちんとみていきたいと思っています。


2011/07/24 16:11:34

雑誌「ぴあ」の最終号販売中

雑誌「ぴあ」の最後を飾る特別号が先週書店に並びました。おまけに39年前の創刊号復刻版がついている豪華な一冊です。
「ぴあ」という雑誌名と、「ぴあ」という会社名が同じなために、「ぴあという会社が終わるのでは?ひいてはPFFが終わるのでは?」というご心配をおかけしている気配を感じていますが、終わるのは雑誌だけですので大丈夫です。
無くなると不便を感じる雑誌ぴあ。完全保存版のぴあ最終号是非お買い求めください。
そして、なくなる前にPFFも是非一度ご体験ください。九月二十日から十日間に向け、映画祭貯金をどうぞよろしくお願いします〜!でもPFFまだ続くんですけど。”現在進行形”のときに話題になりたい私たちです!
なんだか宣伝な内容になってしまいました…
ここ数日は、以前少しお話した「映画屋とその仲間たち」の有志との岩手宮城まわりに初参加できました。車を運転しない私には大型車での移動そのものも得難い体験でした。デコトラが皆無なことが淋しかった深夜の高速道路です。

2011/07/23 11:37:04

スカラシップ作品クランクインしました

第21回PFFスカラシップ作品いよいよ撮影開始しました。監督は木村承子さん。PFFアワード2009にて『普通の恋』で審査員特別賞を受賞。このスカラシップ史上二人目の女性監督が挑むのは、作品タイトルともなる『恋に至る病』。四人の登場人物を我妻三輪子さん、斎藤陽一郎さん、佐津川愛美さん、染谷将太さんが演じます。この顔ぶれだけで、ゾクゾクと期待が高まる私です。
そして、本格的な映画製作は初体験となる木村監督をがっちり支えるのは、撮影監督:月永雄太さん、録音:村越宏之さん、美術:井上心平さん、音楽:アーバンギャルド、編集:増永純一さん、助監督:菊地健雄さん、製作担当:和氣俊之さんらです。『恋に至る病』のお披露目は、映画祭の最後を飾る9月29日最終回を予定しています。チケット発売は8月中旬予定。その他の招待作品は、まだまだ練り込みちゅう。すいません。もう少しお待ちください。が、ひとつだけ発表しますと、『太陽を盗んだ男』を、長谷川和彦監督はじめ豪華ゲストをお迎えして上映致します。ご期待ください。

2011/07/19 17:01:49

原田芳雄さんのことで頭がいっぱいです

第33回PFFの会場となるフィルムセンターに打ち合わせに行ったあと、「この風景はどこかでみたぞ・・・」とSALEの看板の目立つ銀座を歩きながら、思い出そうとしていました。あ!とうろたえたのは、なんのことはない、昨年まで、まさにこの時期にPFFを開催していた、その風景の記憶だったのです。
思えば暑い毎日でした・・・・「夏フェスだったのだなあ~」と今頃実感です。
そして、今年の会期は9月20日から30日。何と、もう、開催二ヶ月前になってしまったのに、あまりに高濃度な「PFFアワード2011」ラインナップ決定に押され、招待作品の決定に遅れが生じています。明日にはオフィシャルサイトのプレオープンとして、アワード17作品を写真つきで紹介し、招待作品決定次第アップです。

「2ヶ月前だ2ヶ月前だ」と、呪文のようにつぶやいていたら、原田芳雄さんの訃報が襲いました。自分でも驚くほど悲しい。映画の記憶は原田さんと共にあったと言ってもいいのかも・・・と非常にうろたえました。ご本人にお目にかかったのは、黒木和雄監督の『美しい夏キリシマ』をPFFでご紹介させていただいた時のみで、それはもう話かけるどころではありませんでしたが、監督たち始め、これほど多くの方に愛される俳優はいないのではないかと感じていました。
『美しい夏キリシマ』は、仙頭武則プロデューサーが、黒木監督に「ご自身の一番辛い記憶を映画にしてみるという新たな挑戦はどうですか」とお話になったところから始まったと聞いたことがあります。新たな挑戦をする時に、側に居てほしい俳優。そんな人のような気がする原田芳雄さん。昨年の若松孝二監督の特集では、阪本順治監督が原田さんの輝く『寝盗られ宗介』を選び、この作品に思い入れの深い若松監督は大変喜んでおられました。その阪本監督の『大鹿村騒動記』が原田さんの遺作となりますが、まだ暫くは平静に観ることができそうにありません。

2011/07/08 21:03:45

「PFFアワード2011」入選作品を発表します

ニュースにて、「PFFアワード2011」入選17作品を発表致しました。
作品の詳細は、来週アップする第33回PFFオフィシャルサイトにてご紹介します。

本年は長編の力作が溢れ、最終決定まで誠に悩める日々が続きました。そして、現在の日本で「自主映画とは何か?」について、更に考える日々ともなりました。(余談ですが「PFFアワード」は短編でも中編でも長編でも全てOKの映画祭ですよ!)
まず、近年感じていた「俳優陣の充実」に、驚くべきものがあります。
また、DV、家庭崩壊、近親相姦など、シリアスな題材の映画化への巧みな技に息を飲むことが重なり、自主映画=無邪気な、あるいは稚拙でひとりよがりな映画、という過去からのイメージはほんとうに間違っていることを改めて多くの方に知らせたくなりました。
同時に、エンターテインメントへの挑戦とその成功に感心し、一方で、実験的挑戦的な作品の増加にもときめき、ひとことではお伝えするのは難しい、誠に多彩な映画を浴びるように拝見できました。
そして、入選作品は、もし言葉にすれば、「この作品を超えた豊かな未来」がみえる、「可能性が強く匂う」映画たちなのかもしれないと思いました。
勿論、これら17作品には、それぞれ美点と同時に、欠点も溢れています。が、「もしかしたら誰かを驚嘆させる力」を持つ可能性が少し高い作品たちであると言えると考えています。

応募いただいた作品の多くが、しっかり地に足をつけて、何かを伝えようとしていました。
コンペティションという定めのもと、作品を"選ぶ"のは、16名のセレクションメンバーにとって、重い毎日でしたが、ここには今みるべき映画が全てあると言っても過言ではないと思います。
これから、HPや映画祭チラシでの作品紹介で、ご自分の肌にあいそうな作品を選び、9月20日~30日の第33回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)で、是非体感して欲しいと願っています。

2011/07/08 12:40:34

いよいよ今夜

今夜零時までに「PFFアワード2011」ラインナップの発表をすべく、事務局一同準備に邁進しています。
まずニュース欄で作品の発表を行い、このブログで今年の傾向をお伝えし、ご応募いただいた皆様には、郵送で詳細をお送りし、そして来週、いよいよ「第33回PFF」のオフィシャルサイトをスタートし、作品スチル含む詳細をお披露目します。

本年はかつてない力作の溢れる年となり、ラインナップ決定に至るまで嬉しくも辛い日々が続きましたが、自主映画ならではの熱と想いを、9月20日から始まる第33回PFFにて是非体感して欲しいと願っています。未体験の興奮をお約束します。

ページ上部へ