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PFFディレクターBLOGRSS

2010/05/31 19:40:55

シネマヴェーラで足立正生特集が

adachi.jpgチラシ完成が明日に迫り、ただいま発送や配布の準備に追われるPFF事務局です。
6/19(土)~7/9(金)に、渋谷シネマヴェーラで足立正生特集「足立正生の宇宙」が開催されます。
http://www.cinemavera.com/index.html

全19作品でラインナップされたこの特集は、日大映研時代の貴重な自主映画も含め、足立正生監督作品を中心に構成されていますが、足立正生脚本&若松孝二監督作品も5作品上映されます。『日本暴行暗黒史 異常者の血』『性犯罪』『ゆけゆけ二度目の処女』『新宿マッド』『性輪廻 死にたい女』です。
みたい。

また、PFFで上映する『胎児が密猟する時』にも登場する主人公丸木戸定男が活躍する「性教育ピンク映画」シリーズ3本『堕胎』『避妊革命』『性地帯(セックスゾーン)』もあり、1960年代後半のむちゃくちゃでアナーキーな若松プロの熱が伝わる特集でもあります。
そんなわけで、PFFからのDMにも、足立特集のチラシを同封する計画浮上中です。こんなに沢山通ったら、夏のPFFまでに皆様の映画貯金が尽きるのでは・・・と心配でもありますが、お伝えしてみました。
この特集チラシ、なかなかにきっぱりと「革命」なデザインで、映画のスチル使用ゼロなところが、非常に面白いです。

PFFスカラシップ作品『家族X』はクランクアップして、皆様精算に追われています。PFFは、明日からカタログ制作に入ります。こうして、新たなステップに入る6月のPFF事務局です。
これから、ゲストの追加情報や、短編スペシャルでの上映作品情報など、公式サイトでアップしていきます。また、ここでも詳しい作品情報をお伝えします。


2010/05/28 17:41:58

若松孝二特集企画詳細です

若松孝二特集~こわくない!!はじめての若松体験~
と題して、今回のPFFで若松孝二監督の特集を行います。



『キャタピラー』@若松プロダクション


『逆情』


『新宿マリア』


『血は太陽よりも赤い』


『性の放浪』


『聖少女拷問』


『胎児が密猟する時』


『性賊/セックスジャック』


『寝取られ宗介』
若松孝二の「名前は知っていても、作品をみたことがない」人の数は驚くほど多いと感じ続けてきたことがきっかけです。"若松監督は怖い"というイメージが先行していることも感じるのですが、作品をご覧になるとすぐわかるのが、監督の子供のような直感とフットワークの軽さ、若者のような「今これを映画にしなくては」という使命感、そして、年を経たこその、次代を担う人たちへの暖かいまなざし。そして、その映画は簡潔で明確なのです。
この機会に、是非、独自の道を歩む若松監督の初体験を、特に女性にしていただきたいと考えています。(ちなみに、最新作『キャタピラー』の助監督は若い女性ばかりですよ)

さて、ラインナップです。100作品を超えるといわれるフィルモグラフィーの中から、今回は、ソフト化されていない作品を中心に、監督の思い出も伺いながら6作品を選びました。ニュープリント制作が実現した作品もあります。
また、現在活躍中の監督たち3名が、自分の一番印象に残った若松作品を選び、上映後、若松監督に直接作品について伺うという「MY BEST WAKAMATSU」企画も実施します。

<PFFのためのニュープリント作成作品>
『逆情』1964年、
『新宿マリア』1975年*公開時のタイトルは『売春婦マリア』ですが、脚本タイトルである『新宿マリア』が若松監督のなかでは映画イトルです。

<未ソフト化作品>
『血は太陽よりも赤い』1966年、
『性の放浪』1967年、
『聖少女拷問』1980年

<名作>
『腹貸し女』1968年
MY BEST WAKAMATSU<石井岳龍監督選&対談>『胎児が密猟する時』1966年
MY BEST WAKAMATSU<瀬々敬久監督選&対談>『性賊/セックスジャック』1970年
MY BEST WAKAMATSU<阪本順治監督選&対談>『寝盗られ宗介』1992年

また、7月15日には「前夜祭特別上映」として、最新作『キャタピラー』を東京で初めて一般上映です。若松監督、主演の寺島しのぶさん、大西信満さんが舞台挨拶に登場します。

この『キャタピラー』、6月にまず沖縄で公開が始まります。米軍上陸が日本で最初に行われたのが6月の沖縄だったからです。8月には、広島と長崎で原爆投下の日の公開、東京は終戦の日(の前日の土曜日)の公開と、非常に覚えやすいスケジュールでの公開が控えています。
また、この12月には、存命中の映画監督としては異例の、40作品にのぼる回顧展がパリのシネマテークで開催されることも決定したそうです。
その衰えることのない世界の理不尽さに対する怒りと、行動への情熱を、今回の特集をきっかけけに、もっと知りたくなる方が増えることを願っています。
・・・・と書くと、また、"怖い映画ばかり"だと思われてしまうんだろうなあ・・・と困っています。


『キャタピラー』
>>公式サイト

2010/05/26 13:11:34

PFFチラシ進行&爆音映画祭はじまる

sogo-hyo1.jpg昨夜映画祭チラシが校了しました。
初校戻しをきれいなままで・・・・を目標にしましたが、ぜんぜんダメダメで、これまでの人生、初校に全く問題なく進行できた体験が、たった一度しかないことを悲しくかみ締めたのでした。
そしてHPも、早いアップを目指して格闘中。前売り券は、6月12日から発売。それまで、プログラムの細かい紹介をここで続ける予定です。(まず明日は、若松孝二特集の詳細をお伝えしたいと思っています)

チラシデザインは、ponyrideの塙さん。イキのいいのが登場しますのでご期待ください。
ポスターは、大島依提亜さん。原画は渡部満画伯。そしてこれから本格的に始まる映像制作は、吉野耕平さん、表彰式の映像は山岡信貴さん。レギュラーメンバーで、よりよい映画祭クリエイティブを目指します。
山岡さんは、新作映画『死なない子供たち』があります。
『死なない子供たち』
>>公式サイト
mitakahanten.jpg先週お亡くなりになった荒川修作さんの三鷹天命反転住宅(左写真)を舞台にした作品で、山岡さんご自身がここに住んでおられます。一度しかお邪魔したことがありませんが、これが、素晴らしい。あんまり居心地がよくて、ものすごく長居してしまい、その後も暫く住みたい欲求が続き困りました。今思い出すと、やっぱり住みたい。天命反転住宅が、この『死なない子供たち』にどう撮られているのか、楽しみです。


bff2010_.jpg楽しみと言えば、今週末から始まる爆音映画祭。
主宰するboidの樋口さんから、デジタルの音調整の困難を伺いましたが、そうなのです。映画祭でも、デジタル作品の上映は、フィルムより遥かに困難だというのは、知られていない事実。
その困難なデジタル上映が多数ある今回の爆音映画祭。行きたいプログラム満載ですが、会場のバウスシアター・Theater2での関連イベントに登場する『スコット・ウォーカー 30世紀の男』上映に感動してます。
スコット・ウォーカー。60年代に人気だったウォーカー・ブラザーズのメンバー。知らない人はぜんぜん知らない、でも『ポーラX』でわかる人は多いかもの人。私にとっては、人生最初に「ロックを漫画にすることに成功してる・・・」と感動した水野英子の漫画「ファイアー」のモデルとなった人です。『スコット・ウォーカー 30世紀の男』は、ベルリン国際映画祭で最初に観ましたが、監督は若いアメリカ人。それまで何箇所かで上映するたびに、「スコット・ウォーカーを知ってる人いますか?」と質問してきたが、毎回数人しかいなかった、自分も良く知らなかった、と話してました。
制作出資者のひとりがデヴィッド・ボウイで、余裕のコメントを作中で述べてます。

ボウイといえば、昔イギリスのロック雑誌のインタビューで"夢は図書館のある家を持つこと"と言ってましたが、この映画でのコメント、自宅の図書館らしき背景で撮られており、「お!夢達成か?」と思いました(当たり前か)。同じころ同じ雑誌で読んだインタビューで、間もなく来日するダライ・ラマ(呼び捨てていいのか)の「ミルクティは、チベットのよりイギリスのほうがずっと美味しいですよ。あたりまえじゃないですか。あはははは」という言葉が、忘れられません。そのインタビュー全体から伝わる、ダライ・ラマの信じられないくらいリラックスしてて正直な感じが、他の人のインタビューになかったからです。その後、ロンドンのマダム・タッソー蝋人形館でみたダライ・ラマの人形に、これまた仰天。鼻毛と耳毛がふさふさしてて、笑ってて、蝋人形なのに、リラックスしてて「悟るってこういうこと?」とひどく感心したのでした。

話が逸れましたが、爆音映画祭では、カート・ヴォネガット作品の映画化では唯一の成功作と言われる『スローターハウス5』はじめとする大作の数々の中で(乱暴なくくりですいません)、3人の若い監督作品が上映されます。入江悠さんの『SRサイタマノラッパー』、瀬田なつきさんの『彼方からの手紙』、関連イベントで、製作中の『サウダージ』が話題の富田克也監督『国道二十号線』。最近、会う人たちの間で最もよく名前を聞く監督たちです。

爆音映画祭
>>公式サイト

最後に、李相日監督の『悪人』がいよいよ完成しました。
吉田修一原作の殺人についての映画。主演は妻夫木聡と深津絵里。ものすごく楽しみです。

『悪人』
>>公式サイト

2010/05/16 11:16:41

素晴らしき30年代生まれ監督たち

2006年のPFFアワード審査員を務めてくださった伊藤俊也監督から、新作『ロストクライム 閃光』の試写案内のお電話をいただき、大変恐縮しています。三億円事件の真相を追う刑事たちの物語です。1968年、白バイ警官、ジェラルミンケース、色々なイメージが頭に浮かびます。
7月3日公開。試写に行く習慣のない私はまだ拝見しておりませんが(映画は映画館でね!)面白いことは間違いないと思います。勿論拝見します。
torakkuyaro.jpg2007年のPFFアワード審査員を務めてくださった鈴木則文監督から、ご著書「トラック野郎風雲録」発刊の案内と、その発売を記念しての「鈴木則文映画まつり」(文芸坐・5月15日~24日)のチラシとお手紙をいただきました。大変恐縮しています。"トラック野郎シリーsuzukisokubun.jpgズ奇跡の全作上映と、全国則文ファンの募金により実現した『忍びの卍』ニュープリント公開を含む、最高傑作24本を一挙上映!"という濃い映画まつりです。行かねばなるまい。そして、もともと小説家を志していたという則文監督ですから、エッセイ集も間違いなく面白いはず。必読ですね。
更に、2008年のPFFアワード審査員を務めてくださった佐藤純彌監督の新作『桜田門外ノ変』も公開を控えています。

ふと気付くと、皆さん1930年代生まれです。そして昨年のPFFの特集はクリント・イーストウッドと大島渚。本年は若松孝二。この3人も30年代生まれです。

大きな戦争を記憶し、復興する街の息吹を知り、職業としての映画監督という道のあった映画の黄金期に活躍し、その後の政治の時代であり映画衰退の時代を試行錯誤し、強い心と頭と体で生き抜いて来た方々。そんな映画監督たちの知恵と力が伝承されていくことを願わずにはいられません。

しかし一方、こんなふうに名前が並ぶと、「映画って男の仕事?」と呟いてしまうのでした。


『ロストクライム 閃光』
7月3日公開

『桜田門外ノ変』
10月16日公開

新文芸坐l公式サイト

2010/05/15 17:05:10

撮影所があった頃はきっと・・・

genba.jpg今朝から『家族X』の撮影が始まりました。午後は少しだけぴあをロケ地に撮影です。

オフィスで仕事している私の傍らを、撮影スタッフが出入りしている状況に「きっと撮影所で映画をつくっている時って、こんな感じだったのだろうなあ」と想像しました。スタジオにセットを組み、スタッフルーム、俳優部屋があり、小道具大道具を内部でつくり、録音撮影衣装の部屋があり、事務所があり、ミーティングルームがあり、食堂があり、全部その場所で済ませることが出来る撮影って、時間も経費も計算しやすかろうとしみじみしました。今、撮影はセッティングと撤収とめまぐるしく巡回です。みんな陽に焼け尽していきます。天候が悪いと大弱りです。食事は冷たいお弁当です。日本の各地で、映画スタジオ設営計画が、何十年も何十回も、あがっては消え、あがっては消えしているのが、誠に残念です。

そんな、遥か半世紀以上前に失われた風景を考えながら、未来の映画人のための映画祭のカタログ準備をコツコツやってる晴天の5月の午後なのでした。

*写真は、撮影中の吉田監督(手前)と志田カメラマン(帽子)です。

2010/05/14 15:03:46

第20回PFFスカラシップ作品『家族X』いよいよ撮影開始

oharai.JPG最新PFFスカラシップ作品『家族X』の撮影開始を明日に控え、オールスタッフが集まりました。イン前恒例の御祓いをぴあで行ったのです。何よりも大切な現場の安全を祈願するのですが、しみじみ興味深い習慣です。無宗教と言われながら、生活のあらゆる場面で、神仏やら霊やらの話が自然に出てくる日本の面白さを感じること、それを外国人に指摘されること、多いです。

実は映画祭スタッフも、映画製作スタッフも、どちらももう既にくたくたのふらふらな感じで、アワワワしている今日この頃ですが、「忙しい」とは「心を亡くす」と書き、「慌しい」とは「心が荒れる」と書くくらいだから、気をつけようとひっそり言い聞かせる毎日です。漢字の力でしょうか。
漢字といえば、先日ちょっと息抜きに入ったお店で、高校生くらいの娘が、母親らしき人にこんな話をしていました。「女の子の名前に"子"をつける風習は、「子」の字を構成してる「一」=生まれた最初のときから、「了」=人生が終わるまで、一生「子」の字の前につけた字のことが続くように、という願いで定着したんだよ」と。つまり、「美子」なら「ずっと美しく」、「和子」なら「ずっとなごやかに」という願いですね。たまに外に出ると、いい話が聞けるなあと、しみじみして仕事に戻ったのでした。(子のつく名前が激減したのは、気になるところですけれども・・・)

all stuff.JPGそれはともかく、『家族X』は、PFFアワード2008の審査員特別賞を受賞した『症例X』の吉田光希監督による長編映画で、今夏のPFFのクロージング作品。7月29日夜の上映です。
『症例X』は、科白を削ぎ落とし、人の動きと空間で見事に母と息子の日常をみせてくれましたが、『家族X』も、静かで強靭な映画が生まれる予感がします。
タイトルにもなった「家族」を演じるのは、南果歩さん、田口トモロヲさん、郭智博さん。
実は吉田監督は学生時代に塚本晋也監督の現場で働いた経験があります。それもあってか、撮影は塚本組の志田貴之さん。そして主演の田口さんも塚本監督との縁が深いですね。※写真は今朝の吉田組オールスタッフミーティングです。

縁で言えば今年のPFFの特集企画である若松孝二監督と縁の深い足立正生監督の『幽閉者』では、岡本公三をモデルにした主人公を田口さんが演じておられます。
その足立さんの特集が、6月に渋谷のシネマヴェーラで展開されます。勿論、無敵のコンビである「足立正生・脚本」&「若松孝二・監督」の作品も含まれます。6月のシネマヴェーラと、7月のPFFで、このコンビの重要な作品の多くを観ることができるわけです。

PFFの今年の一番大きな招待企画は若松孝二特集です。現在、ネガしか存在しない作品からのニュープリント製作にも初挑戦。ソフト化されていない作品の上映とあわせ、レア感満載です。また、My Best Wakamatsuと名付けた、若松監督ご指名の監督たちの選ぶ作品上映と対談も実現。石井岳龍監督、瀬々敬久監督、阪本順治監督が登場します。残念なのは、園子温監督のスケジュールがあわなかったこと。ちなみに園監督が迷わず選んだ若松作品は『ゆけゆけ二度目の処女』。詩人・園子温らしい選択です。(『ゆけゆけ二度目の処女』は、シネマヴェーラの足立特集にラインアップされますよ)

今年の若松特集は、若松監督をなんとなく怖いと思っている、若松未体験者に参加してほしいと願いラインナップをすすめています。怖くないんです。若松孝二。是非一度お試しください。

2010/05/05 20:12:57

ヒエロニムス・ボッシュ

若松孝二監督
山村浩二監督
平林 勇監督
矢口史靖監督
鈴木卓爾監督
ジョン・カサヴェテス監督
イ・サンウ監督
本年のPFFメインビジュアルは、お馴染みのカメラを持った幼稚園児奈緒子の、ヒエロニムス・ボッシュ煉獄探訪です。 厳しい時代を楽しもう、生き抜こうという、渡部満画伯のメッセージですね。 ボッシュの好きなデザイナーさんの多さに、いろんな製作物の進行も盛り上がっています。 今月中旬には、まずはポスターが登場しますので、ご期待ください。

ボッシュといえば、オランダの中世の画家ですが、同時に、マイクル・コナリーの生み出したアメリカの孤独な刑事も同じ名前を持ちます。複雑な過去を背負って、殺人犯を追うハードボイルドヒーロー。ヒエロニムス(ハリー)・ボッシュという珍しい名前も、その過去と関係します。
著作の多くは映画化権を早くに買われているといわれているコナリーですが、なかなか実現していません。(昨年のクリント・イーストウッド特集で、コナリー原作による『ブラッドワーク』を上映しました。こちらは、主人公はマッケイレブというFBI捜査官ですが)
最新翻訳作品『エコー・パーク』のあとがきによると、コナリー作品には未訳のものがまだまだあること、しかし、昨今の海外小説の販売不振で、出版社が購入に二の足を踏んでいることが語られていました。洋画の不振と同じことが起きています。
評価の高い作品は値段が高騰している→しかし日本での海外作品の需要は減少している→投資分の回収が出来ない→日本に入ってこない

沢山外国語をマスターして、全部原語で読んだりみたりすることを考える時代になったようです。
映画も文学も、状況はどんどん100年前に戻っていますね。

実は本年のPFFの招待作品部門も、邦画が中心になります。
まず、インディペンデントの王者とも言える、若松孝二監督の特集。
ここでは、ネガの存在だけ確認された作品、DVD化されていない作品など、貴重な作品の上映や、若松監督ゆかりの3監督の選んだmy best Wakamatsu企画など、レア企画満載です。若松監督にもご登場願います。

そして、「日本に於いて短編映画とは何か」を考える特別講座。
短編アニメーションについて山村浩二監督に、世界の短編映画状況について平林勇監督に、長編監督にとっての短編映画について矢口史靖&鈴木卓爾監督に作品上映とお話をお願いします。撮りおろし作品も登場します。

PFFは、その始まりの1977年から、映画をつくる人、つくりたいと思っている人、映画を知り始めもっと映画をみたい人、映画で何かをしたい人のためのプログラミングを行っています。
33年前に比べて、学生が自分の生まれた街よりも郊外に置かれた学校に通い、授業のカリキュラムと課題とバイトに追われて、都心で映画をみること、あるいは、学外で自分の居場所をみつけることが困難になっている昨今、映画をスクリーンでみないまま、映画をつくるのも普通になってきました。
そんな中で、PFF開催の2週間は、映画という刺激のある時間と空間をつくれたらと考えています。
上記のプログラムの他に、インディペンデント映画の父であるジョン・カサヴェテス作品、韓国のファズビンダーとも言われる、イ・サンウ作品など、海外の刺激的な作品も上映します。勿論、映画祭の花と言われる、最新作品のプレミアも。

わずか二週間なのに、我ながら眩暈のする豪華なプログラムを揃えた第32回PFF.
今月中旬に詳細を発表です。
7月16日~30日。夏休みのスケジュールに、PFFを入れてください。

プロフィール

PFFディレクター
荒木啓子 Keiko Araki

雑誌編集、イベント企画、劇場映画やTVドラマの製作・宣伝などの仕事を経て、1990年より映画祭に携わる。1992年、PFFディレクターに就任。PFF全国開催への拡大や、PFFスカラシップのレギュラー化、海外への自主製作映画の紹介に尽力。国内外で映画による交流を図っている。

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