- 過去の大島渚賞
受賞者
工藤 将亮(くどう・まさあき)
1983年10月31日生まれ。京都府出身。ビジュアルアーツ専門学校大阪を卒業後、大島渚監督に憧れ、松竹撮影所に入社。森田芳光監督、石井岳龍監督、山崎貴監督らに師事する。初長編監督作『アイム・クレイジー』(19年)が第22回富川国際ファンタスティック映画祭にてNETPAC賞を受賞。長編2作目の『未曾有』(21年/本年公開予定)がタリンブラックナイト国際映画祭Rebels with A Cause部門で正式上映。3作目となる『遠いところ』が2022年7月、第56回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のコンペティション部門に日本映画として10年ぶりに選出されたほか、同年の第23回東京フィルメックスで観客賞を受賞。また2024年1月、第37回高崎映画祭で新進監督グランプリ&最優秀新人俳優賞(花瀬琴音)をダブル受賞したことが発表された。
審査員長
※第1回からの審査員長・坂本龍一氏のご逝去に伴い、これまで審査員だった黒沢清監督が審査員長を務め、
荒木啓子PFFディレクターと2名で審査を行いました。
黒沢 清(映画監督)
1955年兵庫県生まれ。大学在学中に自主制作した『しがらみ学園』が81年「第4回ぴあフィルムフェスティバル」に入選。『CURE』(97年)で世界的な注目を集め、『回路』(00年)、『トウキョウソナタ』(08年)、『岸辺の旅』(14年)でカンヌ映画祭にて3度受賞。その他の作品に『Seventh Code』(13年)、『ダゲレオタイプの女』(16年)、『旅のおわり世界のはじまり』(18年)などがある。2020年9月、第77回ヴェネツィア国際映画祭にて『スパイの妻<劇場版>』で銀獅子賞を受賞し、日本人監督としては17年ぶりの快挙を達成した。大島渚監督への敬意を込めて『絞死刑』『日本春歌考』の素晴らしさを語っている。
審査員
荒木啓子(PFFディレクター)
1990年PFF参加。92年よりPFF初の総合ディレクターを務める。コンペティション「PFFアワード」を通して若き映画人の輩出や育成を積極的に行うと同時に、招待作品部門ではダグラス・サーク、ミヒャエル・ハネケのアジア初特集など、映画の過去と未来を伝える企画を実施。近年ではPFF関連作品のみならず、日本のインディペンデント映画の海外紹介にも力を入れ、日本映画の魅力を伝える活動を幅広く展開している。92年「第15回ぴあフィルムフェスティバル」で大島渚監督を審査員長に迎える。
授賞式・記念上映会
記念上映会 | 受賞監督作品と大島渚監督作品の上映と、ゲストトークで構成します 日程:2024年3月17日(日) 会場:丸ビルホール ※詳細はこちら |
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授賞式 |
日程:2024年3月18日(月) 会場:丸ビルホール ※チケットの販売はありません |
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