時を駆ける症状 The message from subway

監督:七里 圭

突然、人間の体が消えたり現われたりと云う点滅を始め、それが段々早くなって遂には消滅してしまうと云う“時を駆ける症状”が全国的に蔓延していた。対策として、高校の健康クラブでは毎日、踏み台昇降運動を行い、規則正しい生活を送るようにする。それを横目で見ていた少年に点滅が始まった。17才の作者の、自己の存在の意味と没個性社会への誠実な問いかけ。

  • 1984年/25分/カラー/8mm 英題:SOARING-OVER-THE-TIME SYMPTOM
  • 監督・制作・脚本:七里 圭
  • 撮影:丸山 敦、七里 圭 製作:C・C・C
  • 出演:武藤 誠、三竹暢彦、渡辺裕之、岩崎ひとみ、羽賀 剛、長谷川 功