14歳

監督：廣末哲万

第16回PFFスカラシップ

レンタル可能／配信有り

作品解説

PFFアワード2004グランプリ受賞作品『ある朝スウプは』の監督・高橋泉が脚本を手掛け、準グランプリ受賞作品『さよなら　さようなら』の監督・廣末哲万が監督・主演したPFFスカラシップ史上初めての共同ユニット作品。
傷つきやすく、そして平気で人を傷つける年代、14歳という人生で最も多感な時を生きる者と、かつて14歳だった者との心の葛藤を、卓越した視線でリアルに描いた濃密な人間ドラマ。

ストーリー

中学2年生を担任する女性教師・稜。彼女は中学2年の時、ある事件をきっかけに担任の教師を傷つけた過去があった。彼女の同級生だった浩一は、少年時代、ピアノのレッスンに励んでいたが、教師の無神経な発言に挫折し、今は電力会社で働いている。彼は知り合いからある少年のピアノの個人指導を依頼される。その少年は、かつての自分の姿を見るようで……。

監督

廣末哲万

1978年高知県生まれ。 10代より小劇場を中心に演劇活動を行い、2001年より高橋泉とともに映像ユニット「群青いろ」を結成。20数本の作品を製作する。そして、廣末が監督・主演、高橋が脚本を担当した『さよなら　さようなら』がPFFアワード2004で準グランプリを獲得。同年のPFFアワードでは、高橋が監督・脚本、廣末が主演した『ある朝スウプは』がグランプリを受賞し、翌年に劇場ロードショー公開もされるなど、高橋＆廣末コンビとして注目を集めた。そして、『14歳』に至る。

DVD・その他

配給：ぴあ
PFFパートナーズ（ぴあ/TBS/TOKYO FM/IMAGICA/NTTレゾナント/ヒューマックスシネマ）提携作品
2008年3月29日DVD発売『14歳』

2006年／114分／カラー／35mm　英題：FOURTEEN
監督：廣末哲万
脚本：高橋泉
プロデューサー：天野真弓
撮影：橋本清明
照明：清水健一
録音：林大輔
美術：松塚隆史
編集：廣末哲万／普嶋信一
音楽：碇英記
特別協賛：kodak
支援：文化庁
出演：廣末哲万／並木愛枝／染谷将太／小根山悠里香／笠井薫明／夏生さち／椿直／相田美咲／河原実咲／榎本宇伸／石川真希／松村真吾／藤井かほり／牛腸和裕美／渡辺真起子／香川照之

国内映画祭

2008年	平成１9年度　芸術選奨文部科学大臣新人賞
2008年	第22回高崎映画祭若手監督グランプリ・廣末哲万+高橋泉、最優秀助演女優賞・並木愛枝

海外映画祭

2007年	第36回ロッテルダム国際映画祭コンペティション部門「タイガー・アワード」　最優秀アジア映画賞	オランダ
2007年	アルバ国際映画祭コンペティション部門	イタリア
2007年	第31回香港国際映画祭	香港
2007年	ニッポンコネクション	ドイツ
2007年	バックロット祭基金　第5回ロッテルダム国際映画祭特集	オランダ
2007年	第28回ダーバン国際映画祭	南アフリカ
2007年	第9回台北映画祭	台湾
2007年	第9回ソウル国際青年映画祭	韓国
2007年	第9回OSIAN'S CINEFAN	インド
2007年	フィルムズ・フロム・ザ・サウス・フェスティバル	ノルウェー
2007年	第8回Asiatica film mediale festival	イタリア
2008年	日本映画祭2008	マレーシア
2008年	第5回香港アジア映画祭	香港
2010年	シンガポール日本映画祭	シンガポール
2015年	第63回サンセバスチャン映画祭「ニュー・ジャパニーズ・インディペンデント・シネマ 2000-2015」部門	スペイン

劇場公開

2007年：5月19日～7月6日・東京・ユーロスペース
2007年：8月4日～17日・東京・アップリンクX
2007年：8月25日～31日・宮城・仙台フォーラム
2007年：9月15日～21日・東京・早稲田松竹
2007年：9月28日～30日・山口・山口情報芸術センター
2007年：10月13日～19日・石川・金沢シネモンド
2007年：10月22日～27日・東京・下高井戸シネマ
2007年：11月3日～9日・愛知・名古屋シネマテーク
2007年：11月17日～23日・大阪・第七藝術劇場
2007年：11月27日～12月7日・広島・横川シネマ
2007年：12月15日～21日・北海道・シアターキノ
2008年：4月4日・東京・新文芸坐
2008年：4月12日～25日・福岡・シネテリエ天神

配信・放映

レンタル可能作品

料金：50,000円（税別）貸出フォーマット：35ミリ

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