PFFアワード2020について

2次審査会議の様子

PFFアワードは、誰でも参加できる自主映画のコンペティションです。
応募される作品の長さ(短編・中編・長編)、ジャンル(ドラマ、CG、アニメーション、ドキュメンタリーetc)や、応募者の年齢、性別などの制限はありません。

「PFFアワード2020」は、2019年3月22日以降に完成した作品を対象に、2020年2月3日~3月24日の期間、公募しました。そうして集まった480の作品を、PFFディレクターを中心に、映画監督、ライター、劇場スタッフ等からなるセレクション・メンバー16名で拝見しました。

「1作品を最低3名が途中で止めることなく完全にみる」というルールのもと、3月より「1次審査」がスタートしました。本来であれば、5月にメンバー全員が集合して、各人の推薦作品を討議する「1次審査会議」を行うのですが、コロナウィルスの感染拡大防止のため、今年は初のオンライン会議を実施し、「1次通過作品」が絞られました。

その「1次通過作品」を、セレクション・メンバー全員がみて、全員が集まった「2次審査会議」は、換気や消毒、マスク着用など感染防止対策に努めながら、2日間に渡り、個々の作品に対する考えを出し尽くしました。そこから最終的なプログラミングはPFFディレクターに委ねられ、入選作品が決定しました。

こうして選ばれた17本の入選作品は、「第42回ぴあフィルムフェスティバル」で、各作品2回の上映を行います。入選作品は、最終審査員やPFFパートナーズ各社により審査され、9月25日の表彰式にて、グランプリなど各賞を発表します。

劇場デビューした
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「PFFアワード2020」
セレクション・メンバー

  • 荒木啓子(PFFディレクター)
  • 大久保 渉(ライター/編集者/パブリシスト)
  • 小原 治(映画館スタッフ)
  • 上條葉月(映画館スタッフ/字幕翻訳者)
  • 木村奈緒(フリーライター)
  • 久保田ゆり(PFFスタッフ)
  • 長井 龍(レコード会社社員)
  • 中野弘基(作曲家)
  • 仲本拡史(映像作家)
  • 中山雄介(PFFスタッフ)
  • 新谷和輝(ラテンアメリカ映画研究者)
  • 原 武史(レンタルビデオ店スタッフ)
  • 森川和歌子(映画人材育成事業スタッフ)
  • 安川有果(映画監督)
  • 矢部紗耶香(ライター/編集者)
  • 山中瑶子(映画監督)

*敬称略。50音順。

入選作品データ

入選本数 17本
年齢 平均:25.6歳 最年少:18歳 最年長:42歳
男女比 男性(12本):70.6% 女性(5本):29.4%
上映時間 平均:52.9分 最短:8分 最長:131分