最終審査員

入選作品の中から、グランプリなど3賞5作品を選ぶ最終審査員の方々をご紹介します。
※敬称略。五十音順

  • フィルムメーカー/アーティスト

    小田 香

    ODA Kaori

    1987年、大阪府生まれ。2016年映画監督タル・ベーラ指揮によるfilm.factoryプログラム博士課程修了(第1期生)。ボスニアの炭鉱を主題とした映画『鉱 ARAGANE』(15)で山形国際ドキュメンタリー映画祭・アジア千波万波部門特別賞受賞。ユカタン半島の洞窟泉を撮影した映画『セノーテ』(19)で第一回大島渚賞受賞、芸術選奨新人賞受賞。最新中編『GAMA』(24)はMoMA Doc Fortnight、Cinéma du réel、Festival du cinéma de Brive(SFCC批評家賞)など国内外の映画祭で上映された。

  • 作家/アーティスト

    小林 エリカ

    KOBAYASHI Erika

    目に見えない物、時間や歴史、家族や記憶、場所の痕跡から着想を得た作品を手掛ける。著書は小説「最後の挨拶His Last Bow」、「トリニティ・トリニティ・トリニティ」、「マダム・キュリーと朝食を」、コミックに「光の子ども 1-3」(リトル・モア)他。近刊は「彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!」(筑摩書房)と、音楽家寺尾紗穂との朗読歌劇作品にもなった「女の子たち風船爆弾をつくる」(文藝春秋)。

  • クリエイティブ・ディレクター/小説家

    高崎 卓馬

    TAKASAKI Takuma

    1969年、福岡県生まれ。電通ジャパン所属。2024年には3度目になるJAAAクリエイター・オブ・ザ・イヤーを受賞など、国内外の広告賞の受賞多数。第76回カンヌ国際映画祭で、役所広司が最優秀男優賞を受賞した映画『PERFECT DAYS』(23)では、ヴィム・ヴェンダースと共同脚本・プロデュースを担当。著書に、小説「はるかかけら」、「オートリバース」(中央公論新社)や絵本「まっくろ」(講談社)などがある。毎週金曜深夜J-WAVE「BITS&BOBS TOKYO」ではMCを担当。

  • 俳優

    仲野 太賀

    NAKANO Taiga

    1993年、東京都生まれ。2006年、俳優デビュー。映画『すばらしき世界』(21)で日本アカデミー賞助演男優賞などを受賞。近作にドラマ 連続テレビ小説「虎に翼」、「拾われた男」、映画『笑いのカイブツ』(23)、『熱のあとに』(23)など。7月放送のドラマ「新宿野戦 病院」(フジテレビ系)で W主演するほか、舞台『峠の我が家』(10月25日~東京公演)に主演、11月1日公開の映画『十一人の賊軍』でW主演。26年 1月スタートの大河ドラマ『豊臣兄弟!』では主人公の豊臣秀長役に抜擢。

  • 映画監督

    吉田 恵輔

    YOSHIDA Keisuke

    1975年、埼玉県生まれ。自主映画を制作する傍ら、塚本晋也監督作品の照明を担当。2006年『机のなかみ』 で長編映画監督デビュー。オリジナル脚本作品に『純喫茶磯辺』(08)、『さんかく』 (10)、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』 (13)、『麦子さんと』 (13)、『犬猿』(18)、『BLUE』、『空白』(21)、『神は見返りを求める』(22)。漫画を原作とした『銀の匙』 (14)、『ヒメアノ~ル』 (16) 、『愛しのアイリーン』(18)も監督している。最新作『missing』が公開中。