PFFアワード2021について

2次審査会議の様子

PFFアワードは、誰でも参加できる自主映画のコンペティションです。
応募される作品の長さ(短編・中編・長編)、ジャンル(ドラマ、CG、アニメーション、ドキュメンタリーetc)や、応募者の年齢などの制限はありません。

PFFアワード2021は、2020年3月24日以降に完成した作品を対象に、2021年2月1日~3月23日の期間、公募しました。そうして集まった489の作品を、PFFディレクターを中心に、映画監督、プロデューサー、劇場スタッフ、ライター等からなるセレクション・メンバー16名で拝見しました。

「1作品を3名が必ず最初から最後まで、1分1秒もらさず観る」というルールのもと、「1次審査」がスタートしました。1次審査会議では、セレクション・メンバー全員が集まり、鑑賞した3人の審査員が他のメンバーにぜひみせたい作品を推薦し1次審査通過作品を決定。

続く「2次審査」では、1次審査通過作品を、セレクション・メンバー全員で鑑賞。全員が集まる2次審査会議は、2日間に渡り、個々の作品に対する考えを出し尽くしました。そこから最終的なプログラミングはPFFディレクターに委ねられ、入選作品が決定しました。

こうして選ばれた18本の入選作品は、「第43回ぴあフィルムフェスティバル」で、各作品2回の上映を行います。入選作品は、最終審査員やPFFオフィシャルパートナー各社が審査を行い、9月24日の表彰式にて、グランプリなど各賞を発表します。

劇場デビューした
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歴代最終審査員はこちら

「PFFアワード2021」
セレクション・メンバー

  • 雨無麻友子(映画プロデューサー)
  • 荒木啓子(PFFディレクター)
  • 五十嵐耕平(映画監督)
  • 稲垣美音(デザイナー)
  • 大久保 渉(ライター/編集者/パブリシスト)
  • 加藤綾佳(映画監督)
  • 上條葉月(映画館スタッフ/字幕翻訳者)
  • 木村奈緒(フリーライター)
  • 久保田ゆり(PFFスタッフ)
  • 佐藤友則(映画資料関連事業スタッフ)
  • 田中大地(映画館支配人)
  • 長井 龍(映画プロデューサー)
  • 永井勇成(DOKUSO映画館 マガジン編集長)
  • 中野弘基(作曲家)
  • 新谷和輝(ラテンアメリカ映画研究者)
  • 森川和歌子(映画人材育成事業スタッフ)

*敬称略。50音順。

入選作品データ

入選本数 18本
年齢 平均:25.4歳 最年少:18歳 最年長:49歳
上映時間 平均:36.1分 最短:5分 最長:92分