招待作品部門
森田芳光70祭
~伝えたい、モリタを~
<常に新しい>森田芳光監督についた冠のようなこの言葉。本年は「森田芳光70祭」と題して、ブルーレイボックスや書籍の発売に加え、ゆかりの劇場でのマラソン上映(「ゆかりの映画館で森田芳光の映画人生を辿る特集上映の旅」)が企画された。8mm自主映画『ライブイン茅ケ崎』からの縁となるPFFでは、旬の映画監督たちの森田愛を知ってしまい、『ときめきに死す』を冨永昌敬監督に、『メイン・テーマ』を松居大悟監督に、『それから』を沖田修一監督に、『39 -刑法第三十九条-』を石川慶監督と脚本家の向井康介さんに語っていただき、森田マジックを解きあかし、次世代へと繋ぐ時間をつくります。上映は全て35㎜フィルムで行います。
※9月8日には、8ミリフィルムなど森田監督の初期作品にフォーカスしたユーロスペースにて、第43回ぴあフィルムフェスティバル共同企画として『劇的ドキュメント レポート'78~'79』を上映します!
ゆかりの映画館で森田芳光の映画人生を辿る特集上映の旅
<その他の特集上映会場>
9/4(土)~10(金)ユーロスペース|10/2(土)~新文芸坐|11/3(水・祝)飯田橋ギンレイホール
詳しくは公式サイトをチェック!
https://tarimo70.com/
Director
森田芳光
MORITA Yoshimitsu
1950年、東京都出身。大学在学中から8ミリ映画を監督しはじめ78年、8ミリ映画『ライブイン茅ヶ崎』がPFFに入選。81年、『の・ようなもの』で劇場公開映画デビュー。以後『家族ゲーム』(83年)『それから』(85年)『キッチン』(89年)『(ハル)』(96年)『阿修羅のごとく』(03年)『海猫』(04年)『間宮兄弟』(06年)などを監督。『僕達急行A列車で行こう』(12年)を遺作に11年、死去。享年61。