第41回ぴあフィルムフェスティバル
会期/2019年9月7日(土)~21日(土) *月曜休館 会場/国立映画アーカイブ

招待作品部門

凄すぎる人たち
~カッコいい女編・諦めない男編~

何が映画を輝かせるのか?胸に迫る映画には何があるのか?
そこには、必ず“人”がいる。その映画をつくりあげた人が、画面で語り、動く人が。
そんな映画の原点に改めて心揺さぶられる作品を特集します。

~カッコいい女編~

9月7日(土)14:30~ チケットを購入する
(c) Ian Thomas Ash

『おみおくり〜Sending 0ff〜*日本初上映

Sending 0ff
2019年/日本/カラー/77分
監督:イアン・トーマス・アッシュ
トーク
ゲスト
イアン・トーマス・アッシュ監督、今田かおる医師
在宅終末医療に取り組む女性医師チームの情熱

どう死ぬか。尊厳を保ちながら家族のそばで残された時間を過ごそうと願う患者のためにホスピスケアを提供する今田かおる医師とそのチーム。人間の逃れられない運命とその受容に向き合う女性たちが美しい。

(c) Connie Kurtew

イアン・トーマス・アッシュ

Ian Thomas Ash

1975年生まれ、ニューヨーク州出身。2000年から日本に滞在。原発事故後の福島の子供たちを追ったドキュメンタリー「A2-B-C」(13年)、末期がんの友人を撮った「-1287」(15年)などが国内外で高い評価を受ける。

9月15日(日)11:00~ 小ホール/9月18日(水)16:30~ チケットを購入する
(c) Shobha Courtesy of Lunar Pictures.

『シューティング・マフィア』 *日本初上映

Shooting the Mafia
2019年/アイルランド、アメリカ/カラー、モノクロ/94分
監督:キム・ロンジノット
権力に憑りつかれたマフィアの実像が遂に暴かれる

マフィアの抗争が激化する70年代のシチリア。惨殺された人々をどんな脅しにも屈せず撮り続ける女性がいる。報道写真家レティシア・バッタリア。自ら語る生涯がシチリアの歴史、そして現代史と重なり迫る。

(c) Courtesy of Rise Films

キム・ロンジノット

Kim Longinotto

1952年生まれ、ロンドン出身。差別や抑圧と闘う女性を扱った数々のドキュメンタリーで国内外から高い評価を受ける。『イラン式離婚狂想曲』(98年)、『ガイアガールズ』(2000年)などアジアの女性を題材にした作品も多い。

9月14日(土)12:00~ 小ホール / 9月18日(水)14:00~ チケットを購入する
(c)Nessim Ricardou-Saab.

『昔々ベイルートで』

Once Upon a Time in Beirut
1994年/レバノン、フランス、ドイツ/カラー、モノクロ/104分
監督:ジョスリーン・サアブ
出演:ミシェル・ティヤン、ミールナー・マーカローン
失われた歴史を求めて―追悼・ジョスリーン・サアブ

20歳の記念にヤスミンとレイラは故郷の記憶をたどる映画の旅に出る。内戦で破壊される以前、宝石のようなベイルートを舞台にした欧米の名作映画にオマージュをささげ、映画の記録の力でこの街を語る。

ジョスリーン・サアブ

Jocelyne Saab

1948年生まれ、ベイルート出身。レバノンを代表する女性作家。暴力への抵抗と詩情豊かな映像表現で数々の記録映画を産み出し、フォルカー・シュレンドルフの助監督を経てフィクションも制作。本年1月、70歳で逝去。

~諦めない男編~

9月19日(木)13:30~ チケットを購入する
(C)講談社2018

『東京裁判』4Kデジタルリマスター版

1983年/日本/モノクロ/277分
監督:小林正樹
東京裁判が「平和」を問う裁判だったことに驚く2019年

戦後日本を運命付けた「極東国際軍事裁判」。アメリカ国防総省の膨大な記録から、名匠・小林正樹監督が5年の歳月をかけ編み、世界が絶賛したドキュメンタリー。公開から36年を経て驚くべき精度で甦る!必見!

小林正樹

Masaki Kobayashi

1916年生まれ、北海道出身。41年、松竹大船撮影所に入所するも、翌42年に応召。46年に復員し、『息子の青春』(52年)で監督デビュー。主な作品に、『人間の條件』(59年~61年)、『切腹』(62年)、『怪談』(64年)など。96年没。

9月19日(木)19:00~ チケットを購入する
(c)Adelphia / Les Films Corona / Beta Film 1968

『殺しが静かにやって来る』

Il Grande Silenzio
1968年/イタリア=フランス/カラー/102分
監督:セルジオ・コルブッチ
出演:ジャン=ルイ・トランティニャン、クラウス・キンスキー、フランク・ウォルフ
戦慄のラスト…!銀世界のマカロニ・ウエスタン異色作

雪深いユタ州の山合の町に、一人のガンマンがやってくる。町は、悪徳判事と無法者の賞金稼ぎたちによって荒廃していた…。悪役クラウス・キンスキーの存在感に圧倒され、エンニオ・モリコーネのテーマ曲が染み渡る。

セルジオ・コルブッチ

Sergio Corbucci

1927年生まれ、イタリア出身。セルジオ・レオーネ監督と並ぶ、マカロニ・ウエスタンの草分け的存在。『続・荒野の用心棒』(66年)など多くの作品を手掛け、クエンティン・タランティーノ監督らにも影響を与えた。90年没。

9月10日(火)19:00~ チケットを購入する
(c)MCMLXXVII by FILM PROPERTIES INTERNATIONAL N.V. All rights reserved.

『恐怖の報酬 [オリジナル完全版]

Sorcerer
1977年/アメリカ/カラー/121分
監督:ウィリアム・フリードキン
出演:ロイ・シャイダー、ブルーノ・クレメル、フランシスコ・ラバル
ゲスト
岡村尚人(宣伝プロデューサー)、長谷川英行(キングレコード)※上映前トーク
絶叫必至の狂気の連鎖!絶対に大スクリーンで。

1万ドルの報酬と引き換えに、危険なニトログリセリンをトラックで運ぶ4人の男を描いた傑作サスペンス。ジャングルを舞台に、追い詰められた男たちが繰り広げる、地獄のような光景…。緊張と興奮で震えが止まらない!

ウィリアム・フリードキン

William Friedkin

1935年生まれ、アメリカ出身。67年、『ソニーとシェールの グッド・タイムス』で監督デビュー。主な作品に、アカデミー賞作品賞に輝いた『フレンチ・コネクション』(71年)や、『エクソシスト』(73年)などがある。

9月13日(金)19:00~ チケットを購入する
(c)2004 LA PARTI PRODUCTION, THE FILM, TARANTULA

『変態村』

Calvaire
2004年/ベルギー・フランス・ルクセンブルク/カラー/ 94分
監督ファブリス・ドゥ・ヴェルツ
出演ローラン・リュカ、ジャッキー・ベロワイエ、フィリップ・ナオン
ベルギーの俊英が描く、深く暗い人間の闇

老人ホーム慰問後、車の故障で辺鄙な村に迷い込んでしまった美男歌手マルク。そこで彼を待ち受けていた狂気の世界とは…。不条理な恐怖を確かな映像センスで描き、欧州の映画祭に衝撃を与えた長編第一作。

ファブリス・ドゥ・ヴェルツ

Fabrice Du Welz

1972年生まれ、ベルギー出身。99年に短編映画で注目され、『変態村』(2004年)で長編デビュー、ベルギーの新たな才能として脚光を浴びる。監督作に『変態島』(08年)、『地獄愛』(14年)がある。

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