第41回ぴあフィルムフェスティバル
会期/2019年9月7日(土)~21日(土) *月曜休館 会場/国立映画アーカイブ

最終審査員

入選作品の中から、グランプリなど3賞5作品を選ぶ最終審査員の方々をご紹介します。
※敬称略。五十音順

  • 俳優・映画監督

    斎藤 工

    Takumi Saitoh

    1981年生まれ、東京都出身。01年に俳優デビュー。主な出演作に、日仏シンガポール合作『家族のレシピ』(主演)、『麻雀放浪記2020』(主演)など。今後の公開予定作に『MANRIKI』(企画、プロデュース、主演/19年)、『ヲタクに恋は難しい』『糸』(20年)、『シン・ウルトラマン』(主演/21年)がある。齊藤 工名義でFILMMAKERとしても活躍し、初長編監督作『blank13』(18年)では国内外の映画祭で8冠を獲得。『Life in a box』『COMPLY+-ANCE』など監督としての待機作多数。劇場体験が難しい地域の子供たちに映画を届ける移動映画館「cinēma bird」を主催するなど活動は多岐にわたる。

  • 映画監督

    白石和彌

    Kazuya Shiraishi

    1974年生まれ、北海道出身。95年、中村幻児監督主催の映像塾に参加。以降、若松孝二監督に師事し、フリーの演出部として活動。10年、初の長編映画監督作品『ロストパラダイス・イン・トーキョー』で注目を集め、続く『凶悪』(13年)は、13年度新藤兼人賞金賞ほか各映画賞を総嘗めにした。18年、『孤狼の血』が、日本アカデミー賞優秀賞最多12部門を受賞。主な作品に『日本で一番悪い奴ら』(16年)、『牝猫たち』『彼女がその名を知らない鳥たち』(17年)、『サニー/32』『止められるか、俺たちを』(18年)、『麻雀放浪記2020』『凪待ち』(19年)など。最新作『ひとよ』が11月8日から公開。

  • 映画プロデューサー

    西川朝子

    Asako Nishikawa

    1973年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学在学時より他大学の自主映画制作に参加、無職・留学の時代を経て㈱テレビマンユニオンへ入社。『蛇イチゴ』『カクト』(03年)、『誰も知らない』(04年)で映画事業に従事。06年バンダイビジュアル㈱(現・㈱バンダイナムコアーツ)入社。主なプロデュース作品に『夢売るふたり』(12年)、『グッド・ストライプス』(15年)、『永い言い訳』(16年)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(18年)、『夜明け』『チア男子!!』(19年)など。実写映画と並行して『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』(15年)等アニメーション映画のプロデュースも手掛ける。

  • 写真家

    野村佐紀子

    Sakiko Nomura

    1967年生まれ、山口県出身。九州産業大学芸術学部写真学科卒業後、92年より荒木経惟に師事。主な写真集に「裸ノ時間」(平凡社)、「夜間飛行」(リトルモア)、「黒闇」(Akio Nagasawa Publishing)、「TAMANO」(Libro Arte)、「Ango/sakiko」(bookshop M Co., Ltd.)など。2017年、約100名の男性たちのヌードを主軸とした写真群を400ページで構成する写真集「愛について」(ASAMI OKADA PUBLISHING)を発表。8月23日公開の『火口のふたり』(荒井晴彦監督)では写真を担当し、原作を手がけた直木賞作家の白石一文との共著「あの頃の『火口のふたり』」(河出書房新社)が発売中。

  • 映画監督

    山下敦弘

    Nobuhiro Yamashita

    1976年生まれ、愛知県出身。大阪芸術大学の卒業制作『どんてん生活』(99年)で注目を浴び、初の本格商業映画『リンダ リンダ リンダ』(05年)が大ヒットを記録。続く『天然コケッコー』(07年)にて第32回報知映画賞・最優秀監督賞を最年少受賞。以後、『マイ・バック・ページ』(11年)、『苦役列車』(12年)、『もらとりあむタマ子』(13年)、『味園ユニバース』(15年)、 『オーバー・フェンス』『ぼくのおじさん』(16年)、『ハード・コア』(18年)など。最新作はカラダカルピスの機能説明を映像化したwebムービー「idle time」。今の日本映画界において娯楽性と作家性とを兼ね備えた融通無碍な作風。

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