第41回ぴあフィルムフェスティバル
会期/2019年9月7日(土)~21日(土) *月曜休館 会場/国立映画アーカイブ

上映作品

コンペティション部門
PFFアワード2019

PFFアワードは自主映画のためのコンペティションです。
誰に頼まれもせず、自主的に、オリジナルなアイデアを映画に昇華させる。
このことに心血注いだ18作品が揃います。会場で観客賞投票するのは、あなたです!

9/21(土) 受賞作上映あり!

コンペの詳細はこちら

Aプログラム
9月7日(土)11:00~/9月13日(金)16:00~ チケットを購入する

『くじらの湯』

監督:キヤマミズキ

子どもの目に映る銭湯の、摩訶不思議な世界へようこそ

母親に連れられ銭湯へ行く子どもの体験を、色鮮やかに描いた短編アニメーション。扉を開ければ湯気の向こうに広がる非日常的で奇妙な世界。近所の銭湯も、子どもの頃にはこんな魔法の世界のように見えていたのかも。

2019年/カラー/7分
監督:キヤマミズキ/録音:加賀田直子/作曲:イ・テイル

キヤマミズキ

Mizuki Kiyama

1992年生まれ、大阪府出身。映画祭で、同世代の作家の短編アニメーションに衝撃を受け、映像制作を始める。監督作に『ふたつめ』(15年)、『かえりみち』(18年)。本作は、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の修了制作作品。

『アボカドの固さ』

監督:城 真也

元カノと寄りを戻したい…!愛と執着の30日間

5年間付き合った恋人に別れを告げられるも、どうにかやり直したい前原。言動一つ一つがとてもリアルで、この町のどこかに生きているような主人公の未練も恥も隠さぬ怪演が見どころ。空回りする復縁作戦の行方は…?

2019年/カラー/96分
監督・脚本・編集:城 真也/脚本:山口慎太郎、前原瑞樹/撮影:新藤早代/照明:山岸 元/製作:井上 遼/録音:浅井 隆/助監督:村松優翔、西邑匡弘
出演:前原瑞樹、多賀麻美、長谷川洋子、並木愛枝、兵頭公美、空美、小野寺ずる、山口慎太郎、西上雅士、日下部一郎

城 真也

Masaya Joe

1993年生まれ、東京都出身。早稲田大学入学後、友人と映画制作を始め、同校の映像制作実習の授業で制作した『さようなら、ごくろうさん』(17年)がPFFアワードに入選。また並行して映画美学校に通い始める。現在は、テレビ番組制作会社で働いている。

Bプログラム
9月7日(土)18:00~/9月12日(木)12:30~ チケットを購入する

『温泉旅行記(霧島・黒川・嬉野)』

監督:佐藤奏太

新婚旅行の親密さが描きだす大切な家族への愛の物語

監督自身がカメラを持ち、自らの新婚旅行を記録した日記映画。道程、旅館の食事、訪れた観光名所が淡々とした映像とモノローグで語られる。にじみ出る亡き祖母への想いと妻への愛に、これほど心動かされる不思議。

2019年/カラー/24分
監督・脚本・撮影・編集・録音:佐藤奏太/音楽:吉井僚宏
出演:佐藤奏太、佐藤一紀、佐藤 幸、渡邊 諒

佐藤奏太

Sota Sato

1991年生まれ、新潟県出身。東京造形大学に入学後、映画制作にのめり込む。妻との新婚旅行を記録した本作では、撮影・編集・監督まで全てを担当した。現在は、レンタル放送機器を扱う会社に勤務している。

『スーパーミキンコリニスタ』

監督:草場尚也

世界一タフな25歳!普通でスーパーなヒロイン現わる!

役者志望のミキンコリニスタは、情熱はあるけど先の見えないエキストラ俳優。どこにでもいそう、だけどやっぱり誰にも似てない彼女は間違いなく”スーパー”ミキンコリニスタ!その一挙手一投足に誰もが虜になる!

2019年/カラー/101分
監督・脚本・編集:草場尚也/撮影・編集:勝木 駿/録音:加藤陽子/音楽:吉村駿也
出演:高山璃子、松川 星、芝崎唯奈、今村輝大、金時むすこ、Jinmenusagi、宮川浩明、櫻井美代子、飯田圭子、一條恭輔

草場尚也

Naoya Kusaba

1991年生まれ、長崎県出身。大学在学時、大分シネマ5に通い、映画の魅力に取り憑かれ、湯布院映画祭のスタッフを経て、映画美学校に入学。フリーの助監督として、連続ドラマや商業映画の現場で活躍する傍ら、本作を完成させる。

Cプログラム
9月8日(日)14:15~/9月13日(金)12:30〜 チケットを購入する

『何度でも忘れよう』

監督:しばたたかひろ

クマのぬいぐるみで描く、家族にしかわからない感覚

不安定なママと2人で森に暮らす、クマのぬいぐるみ。たとえ傷つけられても、何度でも一緒に食事をし、腕の中に戻る。断片的に描かれるクマの生活から、幸せや痛み、様々な感覚を想像させる詩的なアニメーション。

2019年/カラー/10分
監督:しばたたかひろ/音楽:澤田怜奈/音響:鶴岡紗衣、伊藤琴音
出演:青山ゆり華、中村 平

しばたたかひろ

Takahiro Shibata

1992年生まれ、愛知県出身。もともとイラストレーションを勉強していたが、大学の教授に勧められ、映画制作を始める。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の修了作品として本作を制作。監督作に『くだもの』(18年)。

『ビューティフル、グッバイ』

監督:今村瑛一

異色のふたりの旅を丁寧に描いた美しいロードムービー

人を刺した男と、恋人にゾンビとして蘇らされた女。追っ手から逃れるための逃避行で、心を通わせてゆくふたり…旅はどこで終わるのか。忘れられない大切な瞬間の数々が、美しい映像とともに心に焼きつく。

2019年/カラー/113分
監督・脚本:今村瑛一/撮影:春木康輔/編集:上島尚子/録音:五十嵐猛吏/音楽:大村知也
出演:竹林佑介、葉 媚、中島弘輝

今村瑛一

Imamura Eiichi

1987年生まれ、愛知県出身。大学卒業後、日活芸術学院に入学し、映画制作を始める。卒業後、フリーの助監督を経て、現在は映像制作の仕事をしている。その他の監督作に『かべづたいのこ』(15年)、『宴の宵がさめるまで』(17年)。

Dプログラム
9月10日(火)12:30~/9月14日(土)17:45~ チケットを購入する

『散歩する植物』

監督:金子由里奈

瑞々しい言葉がちりばめられた、新感覚の友情物語!

“植物になりたい”奏子は、ある日植物園で航と出会う。やがて航には根っこが生えてきて…ふたりの奇妙な友情は言葉によって築かれる人間関係を超えてゆく!印象的な言葉と映像で不思議な世界に惹き込まれる作品。

2019年/カラー/35分
監督:金子由里奈/撮影:大西辰弥/録音:中山 渉/プロデューサー:加藤桃子/造形:瓜生遼太郎/録音助手:小松樹生
出演:立脇実季、井手尊飛、ミワチヒロ、計良元宏、山田愛与、小田 澪

金子由里奈

Yurina Kaneko

1995年生まれ、東京都出身。立命館大学入学後、映画部に入部し、映画制作を始める。『おいしいコーヒーの作り方』(16年)、『食べる虫』(17年)。18年には、山戸結希プロデュースのオムニバス作品『21世紀の女の子』に公募枠から選出された。

『おばけ』

監督:中尾広道

まだ見ぬ観客はどこにいる?遥か宇宙にも!

一人で自主映画をつくり続ける監督と、彼を見守るはるか宇宙の星たち。誰も知らないささやかな映画制作の過程は大きな宇宙へとつながってゆく。手作りの宇宙にときめき、映画への愛に胸が熱くなるロマンチックな作品。

2019年/カラー/60分
監督・脚本・撮影・編集・録音:中尾広道/音楽:波多野敦子、松田圭輔/監督助手:高橋秀和、山下大樹
出演:中尾広道

中尾広道

Hiromichi Nakao

1979年生まれ、大阪府出身。友人の撮影を手伝ったことをきっかけに、自分でも映画を撮り始める。可能な限り、自分一人の力でつくるスタイルで作品制作を続けている。『船』(15年)、『風船』(17年)に続き、3度目のPFFアワード入選。

Eプログラム
9月11日(水)12:30~/9月15日(日)18:15~ チケットを購入する

泥濘ぬかるむ』

監督:加藤紗希

観客の不快感を掻き立てる、役者たちの迫真の演技!

姉が家に戻ると、妹が拾ってきた若い男女が住み着いていた。お人好しの妹は追い出せず、事態はエスカレート。予想もつかない展開へ…!自らも俳優である監督が役者たちの魅力を引き出した、心をざわつかせる悲喜劇。

2019年/カラー/25分
監督・編集:加藤紗希/脚本:豊島晴香/撮影:河本洋介/録音・整音:田中大地
出演:豊島晴香、神田朱未、髙羽 快、加藤紗希、釜口恵太、湯川紋子、加藤ゆに

加藤紗希

Saki Kato

1989年生まれ、愛知県出身。18年、映画美学校のアクターズコースを修了。演じるだけではなく自分でもつくってみたいと同期に声を掛けて本作を制作。振付師・俳優として活動する傍ら、制作ユニット「点と」を立ち上げ、映像作品の制作も続けている。

『フォルナーリャの聖泉』

監督:桑山 篤

人との出会いの魅力があふれる旅するドキュメンタリー

失恋の傷を癒すため、ポルトガルの伝説であるフォルナーリャの聖泉へ!道中で出会う人々から引き出される恋愛や人生、映画についての魅力的なエピソードたち。自らに向き合いながら外の世界へ飛び出すロードムービー

2019年/カラー/26分
監督・脚本・編集・録音:桑山 篤/撮影:Krish Makhija、Martha Appelt、Thiago Carvalhaes/整音:Elsa Ferreira、Andreia Bertini
出演:O Burrito the Ford Transit 2.4、Antonio Feliciano、Luis Manuel、Antonio Manuel、Vitor Ratos、Krish Makhija、桑山 篤

桑山 篤

Atsushi Kuwayama

1986年生まれ、福岡県出身。マッサージと翻訳の傍ら短編アニメと長編ドキュメンタリーを企画制作中。毎年夏には大学院DocNomadsの仲間達と欧州周縁で移動映画館・工房Cinecaravanを主催。監督作に『オリヴィア』(16年)、『また次階!』(17年)など。

『きえてたまるか』

監督:清水啓吾

今の私たちの音楽が、いつか誰かに届いてくれたら。

偶然手にした自主制作のCD、そこには誰も知らない作り手の物語がある。身近な人たちと好きな音楽をつくる楽しさと、誰かに認められたい気持ち。何のためにつくるのか?ものづくりの楽しさが詰まった愛おしい青春映画。

2019年/カラー/29分
監督・脚本・撮影・編集:清水啓吾/脚本・撮影・録音:宇治田 峻/撮影・録音:北浦光記/録音:宇治田 優
出演:石川雅子、長野紀深香、武井 the Skywalker、清水啓吾

清水啓吾

Shimizu Keigo

1995年生まれ、島根県出身。大阪大学在学中の18年、金子由里奈監督が主催した「自撮り映画祭」に応募するために、はじめて『乳母車の匂い』を制作。金子監督との出会いがきっかけに、田村将章監督『そんなこと考えるの馬鹿』にも出演。

Fプログラム
9月8日(日)10:30〜/9月12日(木)16:00〜 チケットを購入する

『自転車は秋の底』

監督:逵 真平

自転車に魂が宿る!シュールで奇妙なある夜の物語

突然、無人の自転車に追われる男。そこから離れた場所で、奇妙な物体に遭遇する女。魂の宿った自転車の描き方がなんとも絶妙!これはホラー?青春映画?自転車と男女の不思議な物語が観る人の想像力を刺激する。

2019年/カラー/34分
監督・脚本・撮影・編集・録音:逵 真平/操演他:佐貫公哉/音楽他:下平航士朗/車輛他:羽鳥 稜/照明他:三浦康隆/エンディング:横沢俊一郎
出演:下平航士朗、阿部 遥、逵 真平

逵 真平

Tsuji Shinpei

1991年生まれ、東京都出身。早稲田大学在学時、映画研究会で自主制作を始める。卒業後は、フリーで映像編集の仕事をしている。監督作に『今日にさよならエイリアン』(10年)、『安子の春はもうすぐそこ』(13年)など。

『東京少女』

監督:橋本根大

音と映像のコラージュで切り取る少女と時代の今現在

2019年1月、もうすぐ1つの時代が終わる。初めて元号の変わり目を迎える”わたし”が眼差す、”わたし"と切っても切り離せない"時代"の断片を集めた短編。猛スピードのモノローグと映像で駆け抜ける8分間!

2019年/カラー/8分
監督・脚本・撮影・編集:橋本根大/録音:飯島奈々/制作:鈴木彩音/整音:上戸幸輝
出演:柊 まこ

橋本根大

Nebiro Hashimoto

1994年生まれ、群馬県出身。大学在学中に映画の表現の自由さに気付き、カメラを持つ。卒業後に専門学校東京ビジュアルアーツに入学。主な作品に『それはまるで人間のように』(19年)、『ハイトエラ』(19年)など。

『ワンダラー』

監督:小林瑛美

日常の景色が変わっていく、「旅をしない」旅の行方

恋人から出張でデンマーク旅行に行けないと言われた咲子。一人で家に残ったが、偶然出会った旅行者を泊めることに。家にいながら旅行を演じるうち、不思議と周りの世界は変わってゆく。さまよい始めた彼女はどこへ?

2019年/カラー/31分
監督・脚本・編集:小林瑛美/撮影:洲崎 翔、真島宇一/録音:安宅充夫、髙橋裕美、小柳多央、鈴木万理/助監督:宮﨑 輝
出演:榎本彩乃、小嶋貴子、釜口恵太

小林瑛美

Emi Kobayashi

1992年生まれ、東京都出身。東京大学行動文化学科在学中に、映画を撮りたいと思い、友人に協力してもらいながら自主制作を始める。卒業後に、映画美学校のフィクションコースに入学。初等科を修了し、現在は高等科に在籍中。

Gプログラム
9月10日(火)16:00~/9月15日(日)11:45〜 チケットを購入する

『めぐみ』

監督:道岡円香

家族は大切、でもモヤっとする。高校生の繊細な感情。

美大を目指す高校生めぐみ。母とその再婚相手と暮らし、時々は上京した父にも会う。自分が”めぐまれている”と頭で分かってもぬぐえない、少女の複雑な気持ちを丁寧に描いた作品。彼女の感情が爆発する瞬間は必見!

2019年/カラー/34分
監督・脚本・編集:道岡円香/撮影:夏井俊吾、出野達郎/録音:松本拓也/録音:古家未葵
出演:村田奈津樹、宇田川さや香、ますいたかみち、美馬一英、稲葉悠介、白鳥悠香

道岡円香

Madoka Michioka

1998年生まれ、広島県出身。早稲田大学人間科学部に入学後、「映像制作実習」の授業で企画が選ばれ、映画制作を始める。本作では、自身の高校時代の感情を思い出しながら脚本を執筆した。

『OLD DAYS』

監督:末松暢茂

バイクに乗って、ひたすら走る。いつかと同じように。

久しぶりに再会したかつての暴走族仲間。死んでしまった仲間のバイクで、あの日のように路上へ飛び出す!過ぎてしまった時間と変わらない友情。若者じゃないけど、紛れもない青春映画!リアルな暴走描写も見どころ。

2019年/カラー/54分
監督・脚本:末松暢茂/プロデューサー:山本 高、袴田 光/アソシエイトプロデューサー:佐藤理人/撮影:中嶋淳志
出演:髙野春樹、小田哲也、奥津裕也、管 勇毅、中村 有

末松暢茂

Nobushige Suematsu

1983年生まれ、東京都出身。俳優としてキャリアをスタートし、映画、舞台、MVなどに多数出演。ディレクターだった父親の影響で、24歳から監督として映画制作を始める。監督作に『TORE』(12年)、『ハルとロウ』(15年)がある。

Hプログラム
9月11日(水)16:00~/9月14日(土)11:00〜 チケットを購入する

『雨のやむとき』

監督:山口優衣

雨が降る日も家に居られない子どもたちは、どこへー?

それぞれに家庭の問題を抱える中学生の里佳子と航汰。家庭にも町にも居場所がないふたりは友達になり、河川敷という居場所を見つけるが…大人の世界に振り回される孤独な子どもたちの感情に丁寧に寄り添った作品。

2019年/カラー/28分
監督・脚本・編集:山口優衣/撮影:阿部太郎/録音:山口大雅/チーフ助監督:八木真琴
出演:滝田 匠、狩野ゆま、大澤由理、向井彩恵、松田実優莉

山口優衣

Yui Yamaguchi

1996年生まれ、千葉県出身。中学の頃から映像制作を始め、日本大学芸術学部に入学後、本格的に映画をつくり始める。現在は地元の写真館でカメラマンとして働きながら、自主制作やシナリオコンクールに向けて脚本を書いている。

『そんなこと考えるの馬鹿』

監督:田村将章

透明人間を通じて言葉や視覚のすれ違いを描く野心作

大好きないとこのアキオが住む家へ遊びにきた夏子。アキオにしか見えなかった透明人間のおばあちゃんの姿が見えた時、2人は同じ世界を共有できるのか?いま自分が見ている世界の常識や当たり前が揺らぐ一作!

2019年/カラー/45分
監督・脚本・編集:田村将章/プロデューサー:小林李緒/撮影:金堂公亮/録音:中山 渉/助監督:阿部真佑
出演:遠塚比奈(劇団ケッペキ)、清水啓吾、金子由里奈

田村将章

Masaaki Tamura

1995年生まれ、滋賀県出身。立命館大学の映画部への入部がきっかけで映画制作を開始。映画部では劇映画を、ゼミではドキュメンタリーを制作。監督作に『砂の食卓』(15年)、『不条理シリーズ(いじめ/ザ・インタビュー)』(15年)。

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