招待作品部門
カンヌ映画祭批評家週間って何?
映画祭といえばカンヌ。代名詞のように語られるカンヌには、実はいくつかのセクションがある。
批評家が選ばないPFFとは対極に批評家連盟が運営し選ぶ「批評家週間」もそのひとつ。
<批評家と映画、そして映画祭>視点からも、このプログラムを展開する。
カンヌ映画祭 批評家週間短編コンペティション部門
今年のカンヌ映画祭批評家週間短編コンペティション部門で上映された作品を日本初上映。
9月21日(土)11:00~ 小ホール チケットを購入する
ショートプログラム① *日本初上映
- 『ジャーニー・スルー・ボディ』“Journey Through a Body”
監督:カミーユ・デゥジェイ (フランス/32分) - 『海辺に向かう列車』“The Last Trip to the Seaside”
監督:アディ・ヴォイク(ルーマニア/12分) - 『トラップ』“The Trap”
監督:ナダ・リヤド(エジプト、ドイツ/20分) - 『マニラの恋人』“The Manila Lover”
監督:ヨハンナ・ピコ(ノルウェー、フィリピン/26分) - 『コミュニティ・ガーデン』“Community Gardens”
監督:ヴィタウタス・カトゥクス(リトアニア/15分)
※ショートプログラム①の半券でショートプログラム②のトークにご入場いただけます。
9月21日(土)13:30~ 小ホール チケットを購入する
ショートプログラム②
+ゲストトーク *日本初上映
- 『そんなつもりじゃなかった』“No Ill Will”
監督:アンドリアス・ホゲニ(デンマーク、フェロー諸島/21分) - 『バースデー・パーティー』“Party Day”
監督:ソフィア・ボスト(ポルトガル/17分) - 『ある火曜日、8時から18時まで』“Tuesday From 8 to 6”
監督:セシリア・ドゥ・アルス(フランス/26分) - 『彷徨えるルシア』“Lucia en el Limbo”
監督:ヴァレンティナ・モレル(ベルギー、フランス、コスタリカ/20分)
ゲストトーク「カンヌにおける「新しい才能」とは?」
カンヌ映画祭批評家週間プログラマーの一人レオ・ソエサント氏をお迎えしてお話を伺います。
※本トークは、ショートプログラム①の半券をお持ちの方もご入場いただけます。
- トーク
ゲスト - レオ・ソエサント氏
レオ・ソエサント
Léo Soesanto
パリ在住。カンヌ映画祭批評家週間、ロッテルダム国際映画祭のプログラミングに携わる。映画評論家としてリベラシオン紙、レ・ザンロキュプティブル、グラツィア、プレミアなど新聞や雑誌に記事を執筆している。
9月21日(土) 17:00~ 小ホール チケットを購入する
『典座-TENZO-』 *特別先行上映
Tenzo
2019年/日本/カラー/62分/英語字幕付上映
監督:富田克也
出演:河口智賢、倉島隆行、青山俊董
2019年/日本/カラー/62分/英語字幕付上映
監督:富田克也
出演:河口智賢、倉島隆行、青山俊董
- トーク
ゲスト - 富田克也監督
第72回カンヌ映画祭 批評家週間正式出品
信仰とは何か 3.11以降の仏教の意義を紐解く
いのちの相談電話やヨガ坐禅など意欲的な活動をする弟弟子の智賢(チケン)と津波で寺も家族も檀家も失った兄弟子隆行(リュウギョウ)。山梨と福島でそれぞれ苦悩と葛藤を抱えて生きる主人公を実際の僧侶が演じている。
富田克也(空族)
Katsuya Tomita
1972年生まれ、山梨県出身。2004年、映像制作集団「空族」を結成。『サウダーヂ』(11年)、『バンコクナイツ』(17年)は、いずれもナント三大陸、ロカルノなど国内外の映画祭で高い評価を受け受賞多数。