入選作品が決まるまで
「PFFアワード2017」の審査から上映までの流れをご説明します。
1次審査【3月中旬~5月下旬】
応募総数548本の全作品を、セレクション・メンバーで手分けして観賞。1作品を3名が途中止めることなく完全に観ます。
◎1次審査会議
各作品を観た3名で合議を行い、「1次通過作品」を決定します。加えて、その会議の席上で、話題の高まった作品はPFFディレクターが必ず観て、才能を感じる作品を漏らさないように1次通過作品を追加していきます。
審査MEMO
・PFFでは、1作品を最低3名のセレクション・メンバーで、作品の最初から最後まで、途中で止めることも早送りすることもなく完全に観ます。
・一人あたりの審査本数は、約120作品にもおよびます。
2次審査【5月下旬~6月下旬】
「1次審査通過全作品」をセレクション・メンバー全員が必ず観る。
◎2次審査会議
セレクション・メンバー全員で丸2日の合議を行い、最終的にPFFディレクターがラインナップを決定します。
審査MEMO
・2次審査での一人あたりの審査本数は、約50作品!
・「1次審査の時には強く推せなかったけど、審査を進めるうちに、やはりあの作品よかったよね」と、1次審査を通過しなかった作品が2次審査の途中で復活するケースもあります。
入選作品発表【7月7日(金)】
PFF公式webサイトにて発表。ここからいよいよ映画祭でのお披露目に向けてスタートします!
審査MEMO
・入選、落選の結果に関わらず、セレクション・メンバーが、可能な限りコメントを執筆し、応募者へ作品の感想やアドバイス、応援メッセージなどをお送りしています。
入選監督オリエンテーション【7月某日】
遠方の方も東京にお越しいただき、入選監督の方々が初めて集合します。映画祭の説明や事務局スタッフの紹介などを行います。入選監督たちの交流の機会でもあります。
第39回PFF【9月16日(土)~29日(金)】
一般の観客へ初お披露目。会期中、各作品を2回ずつ上映します。友達や知人ではない見知らぬ人からの感想は、新鮮かもしれません。
★映画祭最終日の9月29日(金)に、「PFFアワード2017」表彰式を行い、最終審査員およびPFFオフィシャルパートナーズ各社からグランプリなどの受賞作品を発表します。
海外映画祭へ!
PFF事務局では、入選作品の海外映画祭での上映を推進しています。
★これまでにPFFアワードに入選した作品は、カンヌ、ベルリン、バンクーバー、ロッテルダム、釜山など、国内外の250を超える映画祭で上映されました!