第40回ぴあフィルムフェスティバル
会期/2018年9月8日(土)~22日(土) *月曜休館 会場/国立映画アーカイブ

上映作品

写真は昨年の表彰式のものです
コンペティション部門
PFFアワード2018

映画は、ある個人の「映画をつくろう」という想いで始まります。自主映画です。このコンペティションに本年529本の自主映画が集いました。18本の入選作品に授与される各賞のうち「観客賞」を投票できるのは、あなたです。

※上映後、来場監督を迎えてのトークあり。
※9/21(金)&22(土)は、受賞作品を上映!

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Aプログラム
9月8日(土) 11:00~ / 9月14日(金) 16:00~

『Good bye, Eric!』

監督:高階 匠

真の友情に別れの言葉はいらない。さよなら、最愛の友よ

親友エリックとの別れの日。宮田は災難続きで待ち合わせ場所に辿り着けない。だが、そのトラブルがエリックとの思い出を脳裏に甦らす。喜劇仕立てながら実は王道の男の友情劇。珍道中の先に感動のフィナーレが待つ!

2018年/カラー/18分
監督・脚本・撮影・編集・録音:高階 匠/撮影:小山駿介/録音:澤田栄一
出演:宮田宮太郎、Eric McEver、関 直軌、清水洪軌、内田早紀

高階 匠

Takumi Takashina

1989年生まれ、東京都出身。早稲田大学入学後、映画研究会に所属し、自主映画の制作を始め、『大怪獣シュラメック』(10年)を制作。大学卒業後も自主制作を続けている。現在は、ポストプロダクションを行う、制作会社に勤務。

『一文字拳 序章
 ― 最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い ―

監督:中元 雄

火傷も生傷も上等!体を張った本気アクションを見よ

最強の武術家を目指す一文字ユウタが見参。無敵の改造人間に挑む!アクション×スプラッター×80年代青春ドラマが融合。最後はお約束、NGテイクのおまけつきのマジでガチなアクション・エンターテインメントがここに。

2018年/カラー/66分
監督・脚本・撮影・編集:中元 雄/助監督:飯星盛大、寒川亘揮/撮影監督:江森聖弥/録音:寒河江綾根/照明:水野里奈/衣裳:畝本冬花/小道具:狩俣迪香/装飾:田崎梨沙/ラインプロデューサー:大橋 遥
出演:茶谷優太、白畑 伸、倉田恭平、小矢菜奈美、大屋 峻、平井航介、氏家康成、鈴木雄登、梶塚 廉、寒川祥吾、髙橋剛士

中元 雄

Yu Nakamoto

1991年生まれ、広島県出身。中学時代からジャッキー・チェンのオマージュ映画の制作を始める。一度就職するも、夢を捨てきれず上京、現在はWEBデザイナーの傍ら、専門学校で映画制作を学ぶ。主な作品に『DEAD COP』(17年)、『怪しい隣人』(18年)。

Bプログラム
9月8日(土) 14:30~ / 9月13日(木) 12:30~

『カルチェ』

監督:植木咲楽

人間の生(出会い)と死(別れ)を見つめるSF的寓話

トウキョウ3区のプールから誕生する純粋無垢な生命体。人間に育てられた彼らはどこへ還るのか?寓話のような異色の設定で、人間の生と死から輪廻転生まで感じさせるSF。実力派、木村知貴と兵藤公美の演技も味わい深い。

2018年/カラー/70分
監督・脚本・編集: 植木咲楽/撮影:仲村逸平/録音:片浦 渓/照明:松本奈々/プロデューサー:髙橋功人/美術:武藤夏美、井上瑞稀、津田美杉
出演:髙橋彩音、木村知貴、兵藤公美、吉井 優、石上佳寿祈、上田真緒、槙 彩那、宮里紀一郎、小川彪雄、辻 凪子

植木咲楽

Sakura Ueki

1995年生まれ、大阪府出身。高校2年生の文化祭で、クラスで映画を撮ったのをきっかけに映画制作に興味を持つ。京都造形芸術大学に入学し、『ハレとケ』(16年)を制作。現在は、フリーの助監督として映画制作に携わっている。

『貴美子のまち』

監督:芦澤麻有子

パート主婦の貴美子、シンガポールで脱日常の冒険へ

せっかく作った食事に手を付けない日が多くなった夫と娘に不満を抱く貴美子は、友人とシンガポールへ。平凡な主婦から突如飛び出す脱日本&脱日常宣言。異国の地での不思議体験がのちに家族の食卓に変化をもたらす!

2018年/カラー/37分
監督・脚本・編集:芦澤麻有子、プロデューサー:Vivienne Chong、Axel Toh/撮影:Jeremy Jahaziel、茅嶋直大/美術:Narissa Aroonkamonsri/助監督:渡邉 玲/照明:喜納祐樹、Alvin Thoo、Matthew Owyong/撮影助手:Simon David
出演:TAMAE、内海 敦、米倉 愛、櫻堂美夏子、原 啓太、遠藤隆太、上杉直人、尾口桜里、大﨑千野、風間理紗子

芦澤麻有子

Mayuko Ashizawa

1995年生まれ、神奈川県出身。高校1年生の時、行定 勲監督の特別講義を受けたのをきっかけに、武蔵野美術大学に進学。『卵と牛乳とたらこ』(16年)、『君のシャツ、私の靴下』(18年)などを制作。本作は、日本とシンガポールの2チームで撮影を敢行した。

Cプログラム
9月9日(日) 14:30~ / 9月13日(木) 16:00~

『ある日本の絵描き少年』

監督:川尻将由

夢を諦めないすべての人へ!一枚の絵が人生を変える

漫画家になる夢を諦めかけた時、シンジがふと目にした幼なじみのマサルくんの絵。それが彼に勇気を与える!アートの力を信じ続けるクリエイターと、夢を諦めないすべての人への賛歌が込められた感動のアニメーション。

2018年/カラー/20分
監督・脚本・編集:川尻将由/撮影・編集:岡田真樹/編集:塩谷友幸/録音:田中 克
出演:上原剛史、矢島康美、あべけん太、石井佳子

川尻将由

Masanao Kawajiri

1987年生まれ、東京都出身。大阪芸術大学在学中、原 恵一監督作などに影響を受け、アニメーション制作を志す。アニメスタジオに勤務後、映像制作会社を企業。主な作品に『ニッポニテスの夏』(09年)、『ステラ女学院高等科C3部』(13年)など。

『オーファンズ・ブルース』

監督:工藤梨穂

思い出を忘却する前に少女は大切な友の姿を追い求める

記憶が欠落する病を抱えるエマは行方不明の幼なじみのヤンを友人らと探しに。その存在と大事な思い出が消える前に彼女の再会の願いは叶うのか?失われゆく記憶に嘆き苦しむ少女の切なる叫びが聴こえるロードムービー。

2018年/カラー/89分
監督・脚本・編集:工藤梨穂/助監督:遠藤海里、小森ちひろ/撮影:谷村咲貴/録音:佐古瑞季/照明:大﨑 和/美術:柳 芽似/美術:プロムムアン・ソムチャイ/衣装:西田伸子/メイク:岡本まりの/制作:池田有宇真、谷澤 亮
出演:村上由規乃、上川拓郎、辻 凪子、佐々木詩音、窪瀬 環、吉井 優

工藤梨穂

Riho Kudo

1995年生まれ、福岡県出身。高校2年生の時に、西 加奈子の小説「さくら」に感動し、いつか映画化したいと映画の道を志す。京都造形芸術大学入学後、『サイケデリック・ノリコ』(15年)、『サマー・オブ・ラブを踊って』(16年)を制作。

Dプログラム
9月9日(日) 18:00~ / 9月14日(金) 12:30~

『わたの原』

監督:藤原芽生

仕事に人間関係に疲れた現代ヒロインの心のリセット

富士山の麓にある田舎の母の実家でしばらく過ごすことにした蛍。今は誰も住んでない家の庭の手入れを無心でしながら、彼女は最近、自分に起きた出来事を振り返る。会社での人間関係に疲れ切った現代女性の心の再生物語。

2018年/カラー/51分
監督・脚本・撮影・編集:藤原芽生/助監督:鹿出俊恵/録音:青石太郎/照明:芦澤麻有子、河崎 晶/録音:岡田真由子、加藤明日香、多持大輔
出演:村田奈津樹、大田 晃、安野由紀子、藤原亜美

藤原芽生

Mei Fujiwara

1995年生まれ、東京都出身。高校時代から放送部の活動で映像を制作、武蔵野美術大学に入学し、映画制作を始める。監督作に『ステージ』(16年)。現在は、CG会社で実写合成の3DCGデザイナーとして勤務している。

『すばらしき世界』

監督:石井達也

大人の事情に翻弄され続けた16歳少年の叫びよ届け!

16歳の優は母と二人暮らし。しかし、そこに再婚を決めた父が強引に介入し、彼の心は再び深い闇に覆われる。大人の勝手な都合に翻弄される子どもの傷心と怒り。それは監督が実体験した苦しみと悲しみの告白でもある。

2018年/カラー/41分
監督・脚本:石井達也/撮影:鈴木陵佑/編集:小暮大智/録音:下村彩野
出演:團 悠哉、湯舟すぴか、伊藤慶徳、金子寧々

石井達也

Tatsuya Ishi

1998年生まれ、茨城県出身。中学3年生の頃から役者を志すも、気付くと映画を撮りたいと思うようになり、東放学園映画専門学校に入学。年2本しかつくられない同校の卒業制作作品として選出され、本作が完成した。現在、次回作を構想中。

Eプログラム
9月11日(火) 12:30~ / 9月15日(土) 17:15~

『からっぽ』

監督:野村奈央

取り柄のない平凡な私という存在の耐え難いやるせなさ

いくつものアルバイトを首尾よくこなすが、自身の凡庸さを自覚するまちは、我が道をいく画家と出会い、痛感する。私は“からっぽ”と。存在意義を見い出せない人間の苦しみを伝える一方で、それを優しく肯定する現代劇。

2018年/カラー/52分
監督・脚本・編集:野村奈央/撮影:酒井 馨/録音:佐藤 仁
出演:打越梨子、カワチカツアキ、須田 暁、木村知貴

野村奈央

Nao Nomura

1994年生まれ、静岡県出身。18歳の頃に出会った知人に、脚本執筆を勧められ、書いているうちに監督、編集も行うように。武蔵野美術大学に通いながら、フリーランスで映像監督をしている。監督作に『道子、どこ』(16年)。

『愛讃讃』

監督:池添 俊

忘れられないあの人の言葉が何度もリフレインする

地元へ帰省した27歳の男の記憶にふと甦る美しい継母の姿。母と呼べず、お姉ちゃんと呼んでいた彼女の言葉と姿が何度も想い出される。デジタル映像と期限切れの8ミリフィルムに刻印された元義母との追憶メモリー。

2018年/カラー/8分
監督:池添 俊
出演:上野伸弥、朱 芸然

池添 俊

Shun Ikezoe

1988年生まれ、大阪府出身。大阪教育大学入学後、映画研究会サークルに入ったことがきっかけで映画づくりを始める。現在は、フリーランスで映画やドラマの演出を行う傍ら、自身でもフィルムやデジタルで作品作りを行っている。

『シアノス』

監督:松本 剛

失踪した少女の最後の目撃者となった少年に何かが宿る

平穏な片田舎に緊張が走る少女失踪事件が発生。自分の作り方なる不思議な動画をサイトにアップしていた彼女を最後に目撃した少年の身に異変が起こる。多感な思春期にいる少年の心に何かが宿り、乱れていくミステリー。

2018年/カラー/40分
監督・脚本:松本 剛/撮影:川口諒太郎/録音:百々保之/編集:花塚祥太郎/音楽:丸山浩司/制作:山下 敦
出演:石川平武、森永さくら、大塚公祐、藤堂 海、高木悠衣、尾道絵菜、井並テン

松本 剛

Tsuyoshi Matsumoto

1984年生まれ、島根県出身。小学生の頃から映画監督を志す。上京し、ENBUゼミナールに入学。修了後も、2年に一度のペースで自主映画を制作している。主な作品に、『グラビア』(10年)、『変態 -metamorphose-』(13年)がある。

Fプログラム
9月11日(火) 16:00~ / 9月16日(日) 11:45~

『山河の子』

監督:胡 旭彤

中国の片隅で懸命に生きる子どもたちから世界の人々へ

都会から遠く離れた中国の農村部。そこで監督が目の当たりにしたのどかな風景に隠された村の厳しい現実とは?それでも前を向く子どもたちがふと漏らす切なる願い。その想いは世界の片隅で生きる誰かと重なる。きっと。

2018年/カラー/57分
監督:胡 旭彤(コ・キョクトウ)/撮影・編集:鈴木総平/制作・編集:太田晋平/プロデューサー:上清水温子
出演:毛 正発、毛 勝智、趙 海龍、趙 天友、毛 銀峰

胡 旭彤

Hu Xutong

1995年生まれ、中国出身。日本映画大学のドキュメンタリーコースに入学。2年生の時、授業でワイズマンの『チチカット・フォーリーズ』を観て衝撃を受ける。現在は、テレビドキュメンタリーの制作会社に勤務している。

『19歳』

監督:道本咲希

自分語りと自己分析から浮かびあがる19歳女子の肖像

20歳を前に大人になる自信が持てない咲希が、自らの不安な心情をカメラの前で包み隠さず吐露。フィクションとノンフィクションの狭間を往来するような自分語りと客観的な自己分析で、19歳女子のリアルな肖像を写す。

2018年/カラー/28分
監督・脚本・編集:道本咲希/撮影・録音:三澤駿人
出演:道本咲希、黒川 恵、小野聖愛、塚本健之、大嶋夫婦、福 勝貴

道本咲希

Saki Michimoto

1997年生まれ、大阪府出身。中学生の頃から大好きだった映画をつくるために、ビジュアルアーツ専門学校大阪に入学。在学中に本作と、『昔の恋人』(17年)を制作。現在は上京し、予告編制作会社に勤務している。

Gプログラム
9月12日(水) 12:30~ / 9月16日(日) 18:00~

『シャシャシャ』

監督:亀井史興

彼女との関係にピリオドを打った男の切ない心模様

彼女との別れを決めた亀ちゃん。友との語らいと独り身のお気楽さは、それを一瞬忘れさせてくれる。でも、どこか気分は晴れない。失って気づくパートナーの存在の大きさ。そして一人になった男の心のつぶやきが切ない。

2018年/カラー/31分
監督・脚本:亀井史興/撮影:深谷裕次/編集:小林 望/録音:新井希望/美術:岡田明彩子
出演:亀井史興、礒村 夬、中村夏子

亀井史興

Fumioki Kamei

1981年生まれ、新潟県出身。役者として活動していたが、16年の年末に観た舞台に感動し、自身で脚本を書き、映画制作を始める。本作が初監督作品となる。現在は、派遣社員として働きながら、次回作を構想中。

『川と自転車』

監督:池田昌平

大胆な演出が光る3話形式のリバーサイド・ストーリー

河川敷を散策する男女をユーモアたっぷりに描く3話のショート・ストーリー。クロースアップと説明過多な作品が多数を占める映画の現状に抗うがごとく、ロングショットの多用とセリフを排した大胆不敵な演出が心憎い。

2018年/カラー/44分
監督・脚本・撮影・編集・録音:池田昌平/車関係:大野政光、池田ルリ、根井大介
出演:大野政光、池田ルリ、賀来庭辰、神谷浩実、橋倉 彩

池田昌平

Shohei Ikeda

1984年生まれ、千葉県出身。

『最期の星』

監督:小川紗良

女優としても活躍中の気鋭監督が綴る私から亡き人へ

誰も会ったことがない現在闘病中のさっちゃん。学校に居場所のない琴子が彼女へ抱く妄想はいつしか現実に。女優の顔も持つ新進監督が自身の体験から綴った、一度も時を共有できなかった今は亡き「あなた」への想い。

2018年/カラー/27分
監督・脚本・編集:小川紗良/撮影:奥山大史/録音:浅井 隆/助監督:上野真之介、村岡ゆりあ/ヘアメイク:ほんだなお/衣装:岡本巳季/VFX:38912 DIGITAL
出演:小川未祐、渡辺優奈、井桁弘恵、佐倉 萌、日比楽那、田井文乃、須藤日奈子、池田衣穂

小川紗良

Sara Ogawa

1996年生まれ、東京都出身。高校生の時に学校行事のドキュメンタリーを撮り始めたのをきっかけに、早稲田大学入学後に映画制作を始める。主な作品に『あさつゆ』(15年)、『BEATOPIA』(16年)などがある。女優としても活動。

Hプログラム
9月12日(水) 16:00~ / 9月15日(土) 11:00~

『モフモフィクション』

監督:今津良樹

癒しか現実逃避か?人気キャラ、モフモフ動物出現!

そのキュートなルックスとふわふわの触り心地で人気を呼ぶモフモフ動物。この動物キャラクターは人びとの癒しか、それとも……。愛されキャラの紹介の先に現実逃避社会への皮肉も読み取れるシュール・アニメーション。

2018年/カラー/7分
監督:今津良樹
出演:秋元うらら

今津良樹

Yoshiki Imazu

1985年生まれ、静岡県出身。武蔵野美術大学を卒業後、7年間広告代理店に勤務。退職後、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻に入学、本作が修了作品。主な作品に『アトミック・ワールド』(09年)、『RINGING CITY』(17年)など。

『小さな声で囁いて』

監督:山本 英

うまく将来像を描けない若いカップルの「アイ」の行方

結婚を考え始めた遼に対し、乗り気じゃない沙良。互いの溝を埋めようとした3泊4日の旅行でも二人の心はすれ違うばかり。漠然とした将来への不安から未来像を描けない男と女。それぞれの「愛」と「I」が錯綜する。

2018年/カラー/110分
監督・脚本:山本 英/脚本:山崎陽平/撮影:李 子瑶/編集:丹羽真結子/録音:織笠想真/プロデューサー:佐野 大/美術:加藤瑶子/衣装:栗田珠似/音楽:村貫 誠
出演:大場みなみ、飯田 芳、山崎陽平、中野目理恵、小倉一郎、レイ・アルフォンソ正田、熱海釜山レイ

山本 英

Akira Yamamoto

1991年生まれ、広島県出身。高校時代に友人の映画制作を手伝ったのをきっかけに、東京造形大学に進学。在学中に制作した『回転(サイクリング)』が、PFFアワード2016に入選。本作は、東京藝術大学大学院映像研究科の修了作品となる。

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