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ベルリン史上最年少の長編映画監督が誕生!PFFアワード2015グランプリ受賞『あるみち』第66回ベルリン国際映画祭正式出品へ

0122-A Road.JPG先日お伝えした日本の8mm映画特集に続き、2月11日(木)に開幕する第66回ベルリン国際映画祭から嬉しい招待が届きました。あらゆるジャンルの先鋭的な映画を上映する「フォーラム部門」に、PFFアワード2015グランプリ受賞作『あるみち』の正式出品が決定しました。
監督の杉本大地さんは東京造形大学の3年生として映画制作を学ぶ22歳。なんと、長い歴史を持つベルリン国際映画祭でこれまで紹介されてきた長編映画監督のなかで、最年少であることが確認されました。


その杉本監督が、初めての監督作品と共に、初めての海外体験をするベルリン国際映画祭での一般上映は4回。全ての上映に立ち会い、観客との質疑応答を行う予定です。
日本国内での上映は、4月29日(金・祝)より開催の「第37回PFF in 福岡」が控えています。第37回PFFの最終開催地である福岡は、3日間で『あるみち』を含む「PFFアワード2015」入選20作品を上映します。どうぞこの機会をお見逃しなく!


▼第66回ベルリン国際映画祭(ドイツ)
会期:2月11日(木)~21日(日)
【公式サイト】


『あるみち』(監督:杉本大地)
英題:A Road
【作品情報】


上映スケジュール *全回英語字幕付き *時間は現地時間
2月17日(水)17:45 Arsenal 1
2月19日(金)22:15 Akademie der Kunste, Hanseatenweg
2月20日(土)16:30 Delphi
2月21日(日)11:00 CineStar 8
★毎回上映後に質疑応答を予定


<PFFとベルリン国際映画祭>
カンヌ、ヴェネチアと並ぶ、世界三大映画祭のひとつベルリン国際映画祭。上映作品は約450作品、来場者数は50万人を超える、世界最大規模の映画祭といわれる同映画祭に、PFFからはこれまで21作品が正式招待されています。PFFスカラシップ作品は、91年の『自転車吐息』(園子温監督)から始まり、10作品が紹介されました。また、PFFアワード入選作品も98年「パノラマ」部門での『鬼畜大宴会』(熊切和嘉)、13年「フォーラム」部門での『くじらのまち』(鶴岡慧子)正式招待など、上映が相次いでいます。
近年では、08年に『パーク アンド ラブホテル』で熊坂出監督が最優秀新人作品賞、「キンダー(現・ジェネレーション)」部門にて04年に『バーバー吉野』(荻上直子)がスペシャル・メンションを授与されるなどのニュースも。
PFF事務局では、ベルリンのみならず世界中の映画祭にPFFアワードやPFFスカラシップ作品の紹介を続けています。


▼第37回PFF in 福岡
会期:4月29日(金・祝)~5月1日(日)
会場:福岡市総合図書館
*福岡での『あるみち』の上映は、5月1日(日)11時~です。


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杉本大地監督

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