第35回PFFぴあフィルムフェスティバル

Co Festa

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上映作品

招待作品部門

知らなかった

映画の持つ大きな力。そのひとつが「知らなかったことを伝える」力です。第35回PFF全国開催では、この力を持つ作品を招待作品として、各地でヴァラエティ豊かに展開します。「え!」という驚きを与えてくれる時間を堪能してください。

ちょっぴりイタいが愛おしい、全身タイツ愛好家達のオフ会と日常

『ゼンタイ』

[2013年/62分/カラー]
監督&脚本:橋口亮輔
出演:篠原篤、山下晃司、松下貞治、伊藤公一、都竹田青、成嶋瞳子、岩崎典子、南波美沙、岡本さと子、瑛蓮、魚谷佳苗
⇒予告編映像を観る

ムカつくやつ、下品なやつ、自慢するやつ、自分がかわいいやつ、ただ笑っているだけのやつ、言いたい事を言わないやつ、うまく立ちまわるやつ。普通に生活していれば必ず出会う、よくいる人々のよくある会話は、日常のちょっとしたストレスで溢れている。それは、誰もが感じているけれど、ほとんどはさらっとやり過ごしてしまうような、「今日あった嫌な事」。そんな、小さなしがらみからうまく逃れる事が出来ない彼らが集う、ゼンタイオフ会。全身タイツで肉体を覆い、「◯◯でなければならない自分」「◯◯だと思われている自分」をゼロにする事で、少しだけ自由になる。草野球、コンパニオン、発泡酒、レジ店員、主婦。それぞれのエピソードから抜け出した全身タイツ愛好家たちは、ちょっぴりイタいが愛おしい。『ハッシュ!』(02年)、『ぐるりのこと。』(08年)の橋口亮輔監督が紡ぎ出すリアルな会話と、繊細な演出が光るオムニバスコメディ。

【福岡会場限定】
橋口監督のトーク映像を特別上映!

東京会場で行われた橋口監督によるトークの模様を福岡会場限定で特別上映!
全身タイツの奥深さから、映画づくりの神髄に至るまで、熱く語っていただきました。必見のトーク映像です。

Profile

橋口亮輔 Ryosuke Hashiguchi

1962年。長崎県生まれ。
『夕辺の秘密』がPFFアワード1989でグランプリを受賞。第6回PFFスカラシップ作品『二十歳の微熱』(92年)が劇場記録を塗り替える大ヒットを記録。その後も『渚のシンドバッド』(95年)、『ハッシュ!』(02年)、『ぐるりのこと。』(08年)を製作。その演出力が高く評価され、国内外で多数の賞を受賞している。

東京会場
※東京会場では、「連続講座 映画監督になる5つの方法」プログラムにて<短編版>上映。詳しくはこちら
京都会場
2013年12月20日(金) 18:40~
神戸会場
2013年12月21日(土) 13:00~
福岡会場
2014年4月25日(金) 18:30~

※やむを得ない事情により、プログラムおよび来場ゲストが変更になる場合がございます。

© (株)テンカラット アプレワークショップ/映画「ゼンタイ」を応援する会

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