第35回PFFぴあフィルムフェスティバル

Co Festa

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上映作品

招待作品部門

連続講座 映画監督になる5つの方法

映画をつくり続けるための様々な方法があります。講座形式のプログラムでは、5つのケースを取り上げました。作品の上映にあわせ監督やプロデューサーをお招きし、実現への道程や、秘訣を伺います。

中国在住の日本人監督

湖南省の田舎に住む14歳の少女には、誰にも言えない秘密がある

『卵と石』

[2012年/101分/カラー/中国湖南方言] ※日本語字幕つき
監督:ホアン・ジー/撮影:大塚竜治/プロデューサー:シュー・シャオミン、大塚竜治
出演:ヤオ・ホングイ、シャオ・ピンガオ、リウ・シャオリン
⇒予告編映像を観る

湖南省の山間の村。都会で働く両親と離れ、叔父夫婦と暮らす14歳の少女ホングイは、誰にも言えない悩みを抱えていた。監督自身の体験をもとに描かれる、中国の田舎を舞台にした抑圧された少女の暮らしを描いた作品。説明的なシーンを排除しながらも、孤独な少女の痛切さが繊細な映像でひしひしと伝わってくる。ロッテルダム国際映画祭でグランプリを受賞。

撮影監督は、ホアン・ジー監督のパートナーで、北京で活躍する映画作家の大塚竜治。現場の生の声を聞ける貴重なプログラム。

Profile

ホアン・ジー Huang Ji

1984年生まれ。中国湖南省出身。
北京電影学院を経て、短編『The Warmth of Orange Peel』が2010年のベルリン国際映画祭で上映される。『卵と石』は長編デビュー作。

大塚竜治 Ryuji Otsuka

1972年生まれ。東京都出身。
日本大学理工学部卒業後、テレビ番組ディレクターを経て、映画製作を学ぶため、2005年に中国へ。リウ・ジエ監督『再生の朝に−ある裁判官の選択−』(09年)では撮影監督も務めた。2009年『リンリンの花園』で監督デビュー。2013年、ホアン・ジー監督と共同監督を務めた『痕跡』が、香港国際映画祭で上映された。

東京会場
2013年9月19日(木) 19:15~ ※ホアン・ジー監督&大塚竜治監督、来場!

※やむを得ない事情により、プログラムおよび来場ゲストが変更になる場合がございます。

© YELLOW-GREEN PI

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