映画をつくり続けるための様々な方法があります。講座形式のプログラムでは、5つのケースを取り上げました。作品の上映にあわせ監督やプロデューサーをお招きし、実現への道程や、秘訣を伺います。
画家と妹が出会う、上空に漂う謎の四角からやってきた男
[2012年/141分/カラー/北京語] ※日本語字幕付き
監督&脚本:奥原浩志/プロデューサー:李鋭、奥原智子/撮影監督:槙憲治/音楽:サンガツ
出演:中泉英雄、丹紅、陳璽旭、鈴木美妃、王宏偉、狗子、張次禹
北京郊外の芸術家村。売れない画家のチャオピンは上空を浮遊する謎の“黒い四角の物体”を追う。チャオピンと彼の妹リーホワは、黒い四角から現れた謎の男の面影を、記憶の中で探し始めるが…この世界がもし自分の幻想だとしたら?不思議な感覚にさせられる、異色のラブストーリー。
現在は北京在住の奥原浩志監督が、初めて全編北京語、北京ロケで製作した作品。近年注目されている、中国での映画製作の実情とは?
1968年。神奈川県生まれ。
『ピクニック』がPFFアワード1993で観客賞とキャスティング賞を、『砂漠の民カザック』がPFFアワード1994で録音賞を受賞。第9回PFFスカラシップ『タイムレスメロディ』(99年)で釜山国際映画祭New Currents Awardを受賞、『波』(01)でロッテルダム国際映画祭NetPac Awardを受賞するなど、高い評価を受ける。その他の作品に『青い車』(04年)、『16[jyu-roku]』がある。
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