映画をつくり続けるための様々な方法があります。講座形式のプログラムでは、5つのケースを取り上げました。作品の上映にあわせ監督やプロデューサーをお招きし、実現への道程や、秘訣を伺います。
佐渡に魅せられた監督が壮大な音楽劇を描く
[2013年/94分/カラー]
監督&脚本:ジョン・ウィリアムズ/音楽:スワベック・コバレフスキ/撮影:早野嘉伸
出演:江口のりこ、ジルバ[逸見泰典、渡邊高志、和泉昭寛、宇佐美哲男]、本田博太郎、田中要次、佐渡稔、土屋良太、市鏡赫、にわつとむ
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2046年、ライブ中に連れ去られたロックバンドのメンバーたちが目覚めた場所は、重い雲と憎しみに覆われた絶海の孤島だった―。追放と再生をテーマにしたシェイクスピアの「テンペスト」を、近未来日本を舞台に再構築した、壮大な音楽劇。ロックバンド「ジルバ」のメンバーが出演、「シカゴ国際映画と音楽祭」の長編劇映画部門でグランプリ、「ブルックリン国際映画祭」では最優秀音楽賞を受賞した。
日本在住20年となるジョン・ウィリアムズ監督。佐渡に魅せられ、本作では全編佐渡での撮影を敢行。日本語でのフィクション映画製作の秘訣とは?
1962年生まれ。イギリス出身。
1986年から2年間ロンドンの高校でフランス語の教師として働いた後、1988年来日。以来日本在住。1995年百米映画社をスタート。2001年、『いちばん美しい夏』で劇場デビュー。本作は、佐藤浩市主演『スターフィッシュホテル』(07年)に続く、長編劇映画監督三作目。上智大学准教授の顔も持つ。
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