本年「PFFアワード2013」には、511作品の応募をいただきました。4か月の審査期間を経て厳選された16作品から、あなたのための1作品に遭遇してください。21世紀の自主映画、驚くほどのエンターテインメントです。
「PFFアワード」についての詳細は、「PFFアワードについて」をご覧ください。
「僕のどこがイヤ?」と聞いたら、愛しの彼女は「髪」と言った
[2013年/10分/カラー]
監督・脚本・編集・出演:荒井周士/撮影:新谷 瞭/録音:森山寛明
出演:加藤エン、小根山悠里香、奥田恭平、山岸美奈、アベタタカシ、飯田恭平、佐藤勇真
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長髪同盟を破り、髪を切る事を決意した高校男子の、ささやかな成長譚。とぼけた人間たちが、ふと見せる笑み、困惑、怒り、そして涙。そんな素晴らしい瞬間がぎゅっと詰まった、くせになりそうなオフビートコメディ。
1991年生まれ。茨城県出身。日本大学芸術学部映画学科監督コース在学中。
この映画は大学3年の授業内で制作されたものです。出発点は、自分の思うように髪を切ってくれない理髪店主への怒りだったんですが、話をどんどん転がしていくうちにその部分は消えました。もともとフィルムにこだわりがあったわけではないですが、この作品を16mmフィルムで撮ってみて、やりがいがあったし、自分の作品に質感が合っていると思いました。これから撮る卒業制作は自ら16mmで撮ることを決めました。
【繰り返し観ている作品】『THE3名様』シリーズ(05年~08年)/【最近観て面白かった作品】『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(84年)
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